出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  Re 酒ヲタク講座 第2講:日本酒【5】

Re 酒ヲタク講座 第2講:日本酒【5】

 こうした三倍醸造酒が造られ始めたのには理由があります。それは、今から60年ほど前に起きた太平洋戦争で日本がボロ負けした際、国内で物資が大変不足した時代があったからです。

↓ 太平洋戦争末期と終戦直後の様子。


 その頃、特に食料品の不足は深刻で米といえば、まずは食用の米を作るのが最優先で、酒造りの為の酒米を造るような余裕のある農家は滅多になかったので、醸造用の酒米はさらに深刻な欠乏状態に陥ってしまいます。
 そうしたストレスの溜まる日々の中だと、尚更酒でもかっくらいたいと思う人は多くなり、酒の需要は逆に高まりました。

 カストリ(酒かすから造った焼酎、相当癖のある酒)のような怪しげな酒が造られたり、工業用のメチルアルコールを飲んで死ぬ阿呆
まで出現してしまったため(メチルアルコールはエチルアルコール以上の劇薬で、普通の酒と同じ飲み方をしたらマジで死ぬ)、日本政府は酒造業界に、安価で大量に日本酒を作る製造方法〝三倍醸造〟を造る事を容認したわけです。

↓ 密造酒だったカストリを呑む当時の人々。カストリの語源は酒粕からとる酒だから〝粕取り〟。
カストリを呑む人々
画像参照-Wikipedia-『焼酎』

 急場を凌ぐために容認された三倍醸造ですが、その後日本が復興して酒米が安定して仕入れられる様になっても、原料費が安くて済む事(そりゃ、三倍に薄めるんだもの…)と、製造が楽である事(薄めた後、再度〝味付け〟するので、〝造り〟の際、真面目に管理しなくても、後で誤魔化せる)などの理由で、酒造メーカーは三倍醸造を止めようとはしませんでした。
 まぁ酒蔵も企業であり、コストを抑えて儲けてもらうのは悪い事ではありません。
 ただ、V(-\-)Vが不満に思っている事は、そうして作られた安価な酒は不味いという事です。

 V(-\-)Vは煙草も吸いますし、味に関して鋭敏だという自覚もありません。しかしそんなV(-\-)Vが飲んでみても、三倍醸造酒はハッキリ言って不味いと思います。妙に甘くて(水あめを使ってりゃ当たり前か…)、飲むと翌日二日酔いは必至の酒…こんな酒を〝日本酒〟だと思っていた若い頃のV(-\-)Vは日本酒が嫌いでした。

↓ その酒は〝本物〟か?

Photo by june29

 ところが仕事の都合で、新潟や宮城といった米所で飲んだ地酒はウマ━━(゜Д゜)━━!!!だったわけです。嫌味のない甘みを持ち、クイクイ飲めちゃう酒で、もちろん二日酔いになんかなりません。
 まぁ、V(-\-)V的にはスピリッツの方が好みなので、アルコール度数の低い醸造酒はあまり飲みませんが、それでも爺ぃなったV(-\-)Vは日本酒は好きな酒の一つです。

 もともと日本酒の酒造は、農家の冬の仕事でした。今でも昔ながらの酒造りをしている酒蔵は繁農機である夏には〝造り〟をしません。
 ですからそういう製法で作られた日本酒は、日本中何処の酒屋に行っても簡単に手に入るような供給が出来るほど大量生産は出来ないのが普通です。


↓ 昔ながらの日本酒造りを見学できる酒蔵もある。

Photo by tokyofoodcast

 ただ、この20年ほどの間で
「本物の日本酒が呑みたい! ヽ(`Д´)ノ」
という酒ヲタの希望が高まり、地酒ブームと呼ばれるものが広がっていく中、大手酒造メーカーもただ単に〝安いだけの酒〟ではなく、味にも拘った商品を開発しています。
=続く=

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