出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  勝手にシネマ:裁判長!ここは懲役4年でどうすか 【後篇】

勝手にシネマ:裁判長!ここは懲役4年でどうすか 【後篇】

 映画脚本のネタ探しのため、足繁く裁判所に通うタモツは、ある日紳士風の男、西村(蛍雪次朗)に声をかけられます。
 西村は傍聴歴10年という傍聴マニアで、彼を中心にした傍聴マニア仲間と知り合ったタモツは、脚本のネタ探しより傍聴そのものの魅力にハマってしまったわけです。


↓ 『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』の劇場版予告編。これを観れば、この駄文を読まなくてもいいかもしれない。まさにこの予告編通りの映画であり、興味が持てれば面白い作品だし、そうでなければ無理に観るほどのモノでもない。


 ところがタモツは、傍聴マニアの間で〝マリリン〟と呼ばれる
〝萌える美人検事 (*´ω`)〟
から、エレベーターの前で
「楽しいでしょうね!他人の人生高見の見物して、ヘラヘラ笑って! (`へ´)」
と冷たく言い放たれて、大いに凹みます。


↓ 傍聴マニア憧れの〝萌える美人検事〟を演じたのは片瀬那奈嬢。キャリア系美女としてはハマリ役だろう。ただ、このネタを下調べしていて、彼女がガノタだという事を始めて知った。
RELOADED~Perfect Singles+DVD~(DVD付)

 マリリンからキツイ一言にショックを受けて、傍聴を止めてしまったタモツだったのですが、ある日西村がタモツを呼び出し、
えん罪事件があるんだけど…( ̄ゝ ̄ )ボソッ」
と再び裁判所へ傍聴に来るよう、タモツを誘いました。

 連続放火容疑で逮捕されている男の裁判なんですが、本人は容疑を否認しており、弁護士を中心にして母親を前面に押し立てた、えん罪に対する抗議運動が進められているものの、被告側の旗色はイマイチだったのです。
 ところがタモツや西村は被告人の無罪を信じて、
〝傍聴マニアにしかできない、被告の支援活動 (`Д´)9〟
をはじめるのでした。


↓ 傍聴マニアたちが「ぜひ見てみたい!( ̄^ ̄)9」とあこがれるモノ…それが〝逆転無罪裁判〟である。運が良ければ数年に一度見られるらしいが、そんなマニアの語り草になるほど日本の裁判で逆転無罪の判決が下されることは珍しいわけで、これは日本の司法システムに問題がある…(画像はイメージ)
冤罪をつくる検察、それを支える裁判所―そして冤罪はなくならない

 というのが『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』のあらすじです。
 この映画は基本的にコメディであり、シリアスなドラマの舞台として登場することの多い〝裁判所の法廷〟が、傍聴者の視点で見ると笑えるドラマになってしまいます。

 かといって100%フィクションの法廷コメディのように必要以上に誇張した演出は少なく、実際に事件に関わっている被告人や被害者、あるいは検察官や弁護士にとってはマジな事件なんですが、利害関係のない傍聴者から見ると見事に喜劇として見えてしまうわけです。


↓ 近年公開された法廷コメディ『ステキな金縛り』。弁護側が呼んだ被告人のアリバイを証明する証人は〝幽霊〟だった…という設定。今回紹介している『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』は、そこまでブッ飛んだ設定はなく、あくまで原作エッセイで紹介された実際の裁判をベースにしている。
ステキな金縛り スタンダード・エディション [DVD]

 正しい出典は知りませんが、演劇の表現手法に
〝アップで悲劇、ロングで喜劇…_φ(・・ )b〟
というモノがあり、これは登場人物をアップに寄って伝えるとドラマは悲劇になるが、同じシチュエーションをロングショットのように俯瞰して観ると喜劇になるという意味で、判りやすいドラマとしては失恋劇あたりだと、当事者同士(特に振られたヤツ)は悲劇的な展開ですが、振られて取り乱したりする姿は、傍観者の目から見ると喜劇的になっちゃったりします。

 『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』という作品は、まさに
〝裁判にまつわるドラマを俯瞰で観た喜劇 ヽ(´∀`)ノ〟
だと言えるでしょう。


↓ 演劇や映画などの表現手法として、登場人物の心情により近づけば(アップにすれば)悲劇的なドラマにしやすい。逆に登場人物を突き放した俯瞰でドラマを表現すると喜劇として表現できる(画像はイメージ)。
宮崎大学演劇部
宮崎大学演劇部 / TomenoNaoki


 また、実話エッセイをベースにしている事もあって、日本の法曹界が抱えている問題も見え隠れしているわけですが、そうした部分はもともと裁判や刑事事件に詳しい人しか気づかないかもしれません。
 人間ドラマが好きな人で、ちょっと肩の凝らない映画を見てみない方にはお奨めの一本です。
=完=

【このネタを初めから読む】

↓ 作品のエンディングテーマ曲、BARBEE BOYSの『ごめんなさい』被告人が反省して謝っているのか、傍聴マニアが他人の人生を面白半分に覗き見ていることの後ろめたさで謝っているのか、どちらとも取れるナイスな選曲である。


ランキングに〝ポチっ〟する (*´ω`)ノ


にほんブログ村 その他生活ブログ 雑学・豆知識へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 映画
ジャンル : サブカル

コメントの投稿

非公開コメント

(・∀・)ランキング(・∀・)
真面目にランキング参加中です。よろしければポチッと押していただけるとV(-¥-)Vが喜びます。
V(-¥-)Vの本














プロフィール

V(-¥-)V

Author:V(-¥-)V
廃れチャットサイト『E!チャット』の管理人です。

カテゴリ
3D球体タグクラウド
もくじから探すなんて面倒くせぇという人のために… (・∀・)
V(-¥-)V’s アルバム
あわせて読みたい
あわせて読みたい

最近読まれた記事
FC2カウンター
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

gremz
リンク
(・∀・) 自動リンク (・∀・)
最新トラックバック
最新コメント
feedmeter
フィードメーター - E!チャット管理人 X-ふぁいる
RSSリンクの表示