出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  銀河鉄道999の夜【2】

銀河鉄道999の夜【2】

 松本氏がアニメの世界に首を突っ込んだきっかけは、『宇宙戦艦ヤマト』だったんですが、それ以前から松本氏は
〝四畳半モノ…_φ(・・ )b〟
と言われる独特の世界観を持った作品や、第二次世界大戦を舞台にした戦記モノ、あるいはちょっとエロの入ったSF漫画など様々なジャンルの漫画を描く事で、すでに漫画家としてある程度の地位を獲得しており、『ヤマト』の原作者として松本氏の名前がテロップされているのを見た当時のV(-¥-)Vたち第一世代のヲタたちは、
「あぁ、あの松本零士が原作なのか…( ̄- ̄ )」
と妙に感心したりしていたわけです。


↓ 『男おいどん』。 昭和世代にあった〝四畳半一間・フロ無し・トイレ共同〟という小汚いアパートで、極貧生活を送る男が主人公の漫画。無理にカテゴライズすればギャグ漫画になるかもしれないが、この独特の世界観を持った漫画は松本氏以外に描ける者はなく(他の作家が書いても、多分笑えない…)、〝四畳半モノ〟という単独のカテゴリーになると思う。
男おいどん(1): 1 (講談社漫画文庫)
↓ その他にも戦場漫画の『ザ・コクピット』シーリーズ(画像左)とか、ちょっとエロの入ったSF漫画『セクサロイド』(画像右)など、『ヤマト』以前から、松本氏は数々の作品を発表して、漫画家としてある程度の地位を獲得していた。
ザ・コクピット (4) (小学館文庫) セクサロイド 1 (朝日コミック文庫 ま 30-5)

 そんな松本氏の漫画作品がTVアニメとして放映され始めたのは、やっぱり
〝劇場版『ヤマト』以降 (゜へ゜)9〟
でした。
 TV版の『宇宙戦艦ヤマト』が放映されたのは1974年で、当時は裏番組が強力だった為に2クールで打ち切られたわけですが、『ヤマト』は後にヲタク第一世代と呼ばれる固定ファンの活動によって劇場版として1977年に全国ロードショーされるほどブレイクします。

 劇場版『ヤマト』の成功で、
「TVの再編集版程度で、あれだけ人気が出るんだから、これからアニメが儲かる! (・∀・)9」
とTVや邦画関係者が思ったの当然で、エンタメ業界は〝ポスト・ヤマト〟とも呼べる作品の製作に力を入れはじめたわけで、そんな新作のクリエイターとして最も注目を浴びたのが松本零士氏だったのです。


↓ 劇場版『宇宙戦艦ヤマト』の予告編動画。今改めて観ると松本氏は原作ではなく〝設定デザイン〟としてクレジットされている(原作は西崎Pだ)。ちなみに当時『ヤマト』の英語表記は『SPACE CRUISER YAMATO』だった。軍事ヲタ的発言をすれば、「CRUISER」は〝巡洋艦〟であり、同じ軍艦でも戦艦よりクラスは落ちる。近年公開された実写版の『ヤマト』はちゃんと『SPACE BATTLESHIP YAMATO』と訳されている(…ってか邦題も『SPACE BATTLESHIP ヤマト』なんだが…)。


 劇場版『ヤマト』のヒットをきっかけに松本氏はメチャ忙しくなり、前回紹介した『宇宙海賊キャプテンハーロック』もTVアニメ化されると同時に、当時爛熟期を越えて衰退期を迎えつつあったロボットアニメの原作をしたりしていましたが、そんな〝松本零士ブランド〟の作品の中で、男女の分け隔てなく人気が高かまっていた作品が
『銀河鉄道999』
でした。


↓ 松本氏が原作を担当したTVアニメ『惑星ロボ ダンガードA』のオープニング。主役メカの体長は200mもあるらしい。100%子供向けの歌詞といい、この頃のロボットアニメは爛熟期を越えて衰退期に差し掛かっていたが、逆に『ガンダム』を生み出す下地も出来上がっていた。


↓ 松本氏が描いている『惑星ロボ ダンガードA』の原作漫画。
惑星ロボダンガードA(エース) (秋田文庫)

 『銀河鉄道999』も『キャプテンはーロック』同様、画の連載が作品として最初だったのですが、『999』が掲載された雑誌は少年週刊誌の中でも、最もマイナーな、
“週刊少年キング Σ(゜o゜ノ)ノ”
あり、V(-¥-)Vも松本氏がそんな漫画を描いているのを知ったのは、連載が開始されたずっと後の話で、V(-¥-)Vの友人が、
「松本零士が『銀河鉄道999』という新作を書いているぞよ…(*´ω`)ノ」
と言われた時、
「え?『銀河鉄道の夜』? (゜σ゜)」
と聞き返したという思い出があります。


↓ 漫画『ワイルド7(わいるど せぶん)』。近年この作品も実写版映画が製作されたが、原作漫画が連載されていたのが少年誌の中でも「ジャンプ」や「マガジン」に遠く及ばないマイナー少年誌「週刊少年キング」だった。『ワイルド7』は『999』の連載が始まるまで雑誌の看板漫画だったせいで長期連載されており、コミックスは全48巻という、当時としてはかなりの“ご長寿漫画”だった。
ワイルド7 1 野生の7人編 (ぶんか社コミック文庫)
↓ マニアしか知らないと思うけど、『ワイルド7』はTVドラマ化もされている。


 もともと『999』のタイトル…というかネタ元は、改めて書くまでもない宮沢賢治の名作童話
『銀河鉄道の夜』…_φ(・・ )b
から付けられたモノで、
“宇宙の虚空を汽車が走る (゜ω゜)”
という『999』のメルヘンチックなシチュエーションが生まれたようです。


↓ 宮沢賢治・著『銀河鉄道の夜』。『999』がブレイクする前は、“銀河鉄道”といえば、コッチを想像するのが普通だった。
新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

 それに加え、チルチルとミチルが“幸せの青い鳥”を探しに旅をするという有名な童話、モーリス・メーテルリンク (Maurice Maeterlinck)の『青い鳥(原題:L'Oiseau bleu)』からもヒントを得て、
“主人公の自分探し ヽ(´∀`)ノ”
が物語のテーマになっています。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ モーリス・メーテルリンク・著『青い鳥』。『銀河鉄道の夜』と共に、『999』のネタ元になっている童話…だけどV(-¥-)Vはこの本を読んでいない(タイトルとあらすじくらいは知っているけど…)
青い鳥 (新潮文庫 メ-3-1)

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