出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  勝手にシネマ:『マッドマックス』 【8】

勝手にシネマ:『マッドマックス』 【8】

 では『マッドマックス』シリーズを滅び行く文明の中を生きていく
〝終末ドラマ〟
として観ていた場合はどうかといえば、それでもやっぱり
〝微妙なクソ映画 ( ̄~ ̄)〟
と言わざるをえません。


↓ 主演のお馴染メル・ギブソンと、今回バータータウンを支配するアウンティ・エンティティを演じたティナ・ターナー(Tina Turner)。ティナの本業は歌手で投じ大ブレイクしており、この作品でも主題歌を歌っている。歌の方はヒットしたが作品に評価は低く、原因は彼女の演技が下手だった…というよりも、悪役に徹し切れていないシナリオに問題があったと思われる。
Mel & Tina
Mel & Tina / rivieragalleryartist


 作品のサブタイトルにもなっている〝サンダードーム〟というのは、バータータウン内で揉め事が起こった時に、原因となった当事者二人が中に入って、一方が死ぬまで戦うという円形のケージの事ですが、ここにマックスが入って戦うのは映画のまだ前半であり、物語全体と通してサンダードームが意味を持っているわけではなく、さらにマックスの戦いぶりもアクションファンを堪能させられるほど迫力のあるモノだとは言えませんでした。

↓ 〝サンダードーム〟というのは、画像のような金属で作られた籠状のドームで、バータータウン内で争い事が起こった場合、当事者の二人がこの中に入り、どちらかが死ぬまで戦うという闘技場のような所のこと。ただ今回の作品タイトルになるほど盛り上がったわけではないし、全編を通じてストーリーに絡んでくる重要なフィールドでもない(画像は撮影風景だが、『マッドマックス』シリーズのモノではないと思われる)。
Thunderdome Pano
Thunderdome Pano / gamp


 さらに物語の中半、突如登場した
〝原始生活を送る少年少女たち〟
が、この作品を駄作にした最大の原因ではないかと思われます。

 その子供たちは、どうやら戦争で世界が滅ぶ寸前に都市を飛行機で脱出したものの、乱気流によって飛行機が墜落してしまい、生き残った者たちの子孫という設定で、バータータウンを追放され、砂漠のド真ん中で生き倒れになっていたマックスを救ったのでした。

 子供たちがマックスを救った理由は、文明が残っている場所を探しに行くために、子供たちを置いて砂漠の彼方へ旅立っていった〝キャプテン・ウォーカー〟とマックスが似ていたから…というモノだったのです。


↓ ティナ・ターナーの歌うマッドマックスの主題歌『孤独のヒーロー(We Don't Need Another Hero)』のPV動画。映画とのタイアップで劇中シーンが挿入されているが、50秒ほどから出てくるガキの集団が、〝原始生活を送る少年少女たち〟である。他にもサンダードームでの決闘シーンや物語のハイライトが挿入されるので、これを観ればわざわざ本編を観なくてもいいかも…。


 この原始生活を送る子供たちの存在というのが中途半端で…というか、物語的に不自然なモノになっています。
 というのも、子供たちのリーダーはハイティーンの男子で、そこで生活しているグループには
〝大人が一人もいない…_φ(・・ )b〟
わけです。

 大人はキャプテン・ウォーカーを含めて全員が、外の世界へ探索に出かけたという設定らしいのですが、グループの中にはまだ10代にもならない幼児も含まれており、そんな幼い子供たちも大勢いるのに、留まって子供の守役をする大人が一人もいないというのは、とっても不自然なシチュエーションでしょう。

 さらに、キャプテン・ウォーカーを含む大人たちが、子供たちを置いて旅立ってから、具体的にどの位の時間が流れたかがハッキリしないのですが、第1作目でしっかりと文明社会の中で生きていたマックスが、まだ40~50代のおっさんだと言うことを考えると、ビデオやTVを魔法の道具のように表現している子供たちは、
〝原始時代に馴染み過ぎ ( ̄Д ̄;)〟
であり、リアリティが感じられません。


↓ 劇中に登場した〝子供たち〟のコスプレをしたマニア。本作のメインはこのガキどもとマックスの絡みだと思っていい。戦争が起こる前の世界を知っているマックスの世代が、まだまだ元気なおやぢである事を考えると、テレビや写真を魔法の呪物のように表現する少年少女たちは、いくらなんでも原始時代に馴染み過ぎであり、戦争後からどれだけの時間が流れたのかイマイチ判らなくなる。また、キャプテン・ウォーカーをはじめとした〝大人たち〟が少年少女たちを残して探索に出かけたのは何時だったかも曖昧だが、残された少年少女たちが人間文明の道具(ライフル)の使い方すら忘れているをみると、1年や2年という事はないだろう。そうなる少年少女の中には大人たちが出発した時に乳幼児だった者も居たはずで、そんな状況下に〝子守役の大人〟が一人も残っていないのは、とても不自然である。
dsc00289.jpg
dsc00289.jpg / sparr0


 そんな怪しげな子供たちを守るために、何故かマックスは死にそうになった砂漠へ再び足を踏み入れるわけで、『2』では他人の事に無関心、ニヒルでクールだったマックスに痺れたファンは
「なんか…マックスのキャラが変わってるぢゃん…(-_-;)」
と萎えてしまったわけです。

 まぁ、マックスは確かに大人相手には冷酷とも言えるほど情け容赦の無いキャラですが、『2』の時でも子供には比較的甘いという事を思わせるシーンもありましたので、キャラが全く変わってしまったわけではないと思いますが、ハードなバイオレンス路線を続けてきたシリーズで、主人公の甘さが前面に出てきてしまう様なストーリー展開は如何なものかと思います。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 『マッドマックス2』の動画。製油所で立て籠もっているグループの中で育てられた〝フェラル・キッド(Feral Kid:野生の子供)〟とマックスの交流を描いたシーン。大人に対しては非情で心を閉ざしているマックスだが、子供には意外と甘いという一面が描かれている。だから『サンダードーム』になってから、いきなりマックスの性格が変わったというわけではないが、1作目や2作目で強調された〝非情なマックス〟は、3作目でトーンダウンした感じは否めない。こんな展開になったのは、「2」のフェラル・キッドというキャラが結構人気であり、〝柳の下の2匹目のドジョウ〟を狙って、今度はガキを集団で出したという事情があったらしい。


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