出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  エネルギーに纏わる2、3の話【26】

エネルギーに纏わる2、3の話【26】

 ただ1世紀以上枯渇の心配がないガス資源の存在が確認されているのにも拘らず、
〝20年以上本格的な採掘が始まっていないか? ( ̄~ ̄)〟
という疑問を抱かれた方もいると思いますが、メタンハイドレートというのは、前述した特徴からも判る通り〝メタンを含んだ氷〟ですので、決して温暖な地域にあるわけではなく、
〝深度数百メートル以上の深海 Σ(゜o゜ノ)ノ〟
に眠っており、これを採掘利用するにはいろんなハードルがあるわけです。


↓ 日本の1世紀分以上の消費量を賄える埋蔵量が確認されているメタンハイドレートは、海の光も届かない深海にある(画像はイメージ)。
nice sea waves 2
nice sea waves 2 / dimsis


 メタンハイドレートの採掘を阻むのは、まず技術的な問題
〝メタンハイドレートが固体だという事…_φ(・・ )b〟
になります。

 石油や天然ガスというのは、もともと液体や気体ですので地下や海底にある油田と地上をパイプで結ぶだけで、最初は圧力の違いから自噴してくる事は前述しましたし、地上の圧力差が無くなってもポンプを使って相当量の石油や天然ガスを吸い上げる事は可能だという事は前述しました。
 ところが固体で海底に沈んでいるメタンハイドレートは、
〝パイプで効率よく吸い上げる事が出来ない ('A`)〟
のです。


↓ メタンハイドレートの燃焼実験。メタンの成分は炭素と水素で、これが氷の結晶の中に閉じ込められているので、燃やすとCo2と水が出るものの、排出されるCo2は石油類よりは少ないと言われている。動画のメタンハイドレートは人工的に作り出したモノで〝天然モン〟ではないらしい。実験になかなか天然のメタンハイドレートを使わないのは、〝勿体無いから ┐('~`;)┌〟。固体の状態で海底に沈んでいるメタンハイドレートを採るのは、すげぇ手間が掛かるのである。



 まぁ、現在考えられている採掘方法は、海底のメタンハイドレートをその場で溶かしメタンだけをパイプで吸い上げるという手段などが考案されているようですが、まだアイディア止まりの方法で実証試験が行われているわけではありません。
 そしてメタンハイドレート開発が実現しないホントの理由は、これまでこのネタで何度も登場した
〝コスト問題 ┐('~`;)┌〟
なのです。

 日本列島近海…しかも領海内にメタンハイドレートが大量に眠っている事は間違いないのですが、現代の技術ではそれを採掘して使用するより
〝海外から天然ガスを輸入した方が割安 ( ̄▽ ̄;)〟
だったりします。


↓ LNG(天然ガス)の輸送タンカー。日本がメタンハイドレートの本格開発を行わず、未だ天然ガスの輸入を行っているのはコスト計算をした結果、輸入した方が安く上がるから。
LNG Carrier Alto Acrux Departing Darwin February 2010
LNG Carrier Alto Acrux Departing Darwin February 2010 / kenhodge13


 メタンハイドレートが割高なのは、前述したメタンハイドレートがすげぇ深海になる上に固体だという理由
1ヶ所の採掘基地から多量のメタンハイドレートを採るのが難しい (-_-;)〟
わけで、総量としては確かに1世紀分の天然ガスに匹敵するとしても、それを採掘するコストが相当割高になるというわけです。

 また、採掘に適した場所を捜査したりする調査費用も、特殊な探査船を使って行わなければなりませんので、その費用だけでも相当高額になってしまう為、
〝日本領海に埋蔵されたメタンハイドレートの正しい総量は未だ不明 ( ̄Д ̄)〟
だったりします。


↓ 海洋探査に掛かる費用は探査船や探査用のロボットの運用費、そしてそれらに関わる人間の人件費などを合わせると、1日あたり300万を下らないと言われており、予算不足で日本領海内にどの位のメタンハイドレートが埋蔵されているか、正確な調査は終了していない。
Launching the ROV
Launching the ROV / jackson.chu


 将来的にエネルギー資源の価格が上昇したり、メタンハイドレートを割安に採掘できる画期的な技術革新でもない限り、当分の間メタンハイドレートは
〝海底深くに眠る宝のまま (´・ω・`)〟
になるでしょう。


↓ メタンハイドレートを紹介したTV番組。メタンハイドレートの掘削法が確立されたようなイメージ画像が流されているが、これは本文中で紹介した海底で氷を溶かしてガスを取り出すという、アイディアレベルのモノである。解説者のおばはんはメタンハイドレート推進者の代表的な存在である青山千春氏だが、メタンハイドレートの開発に政府が補助金をあまり出してくれていない事をチクリとボヤいている。




・シェールガス
 こちらも天然ガスなんですが、近年注目されている
〝新しい天然ガス (´∀`)〟
になります。

 その新しさはガスの成分ではなく、
〝採掘できる場所… (・∀・)b〟
で、本来天然ガスというのは、石油と同じく地底にガスが溜まった〝ガス田〟と呼ばれるガス溜まりから取り出されていたのですが、
シェール(shale:和訳すると「頁岩(けつがん)」…_φ(・・ )b〟
と言われる岩盤の中にも天然ガスが含まれており、それを効率よく採掘できる技術が確立された事から注目されているわけです。
=続く=

【このネタを初めから読む】

頁岩層から漏れている天然ガス。火が付いている所から天然ガスが漏れているわけで、昔から頁岩層に天然ガスが含まれている事は知られていたが、近年まで商業用に使えるほど多量に採掘できる方法がなかったらしい。
Garret and Gabriel at the natural gas flame
Garret and Gabriel at the natural gas flame / amerune


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