出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  エネルギーに纏わる2、3の話【19】

エネルギーに纏わる2、3の話【19】

 ひとつは熱泉と水蒸気を分離した後、水蒸気だけを発電に利用して、分離された熱泉は廃水として地下へと還元する方式で、水蒸気だけを利用する事から、
シングルフラッシュサイクル(single flash cycle)…_φ(・・ )b〟
と呼んでいます。


↓ ドライスチーム方式は、地下から水蒸気だけが噴き出してくる〝良質な井戸〟であり、大抵の場合は水蒸気と熱泉が混ざった状態で噴き出す。その中でも水蒸気だけを使用するのが〝シングルフラッシュサイクル〟である(画像はイメージ)。
Steam Power in Iceland
Steam Power in Iceland / lydurs


 一方、水蒸気と分離された熱泉の温度は前述の様に100℃を越えているケースも珍しくありませんので、その熱泉を減圧して水蒸気に変えて発電タービンを回すのに利用するタイプの地熱発電システムもあり、最初に得られた水蒸気と熱泉を両方利用するところから、
ダブルフラッシュサイクル(double flash cycle)…_φ(・・ )b〟
と呼ばれており、世界的にはこのタイプの地熱発電が最もポピュラーな発電方式なのようです。


↓ 地熱発電の発電タービン。実際にタービンを回すのは高温高圧の水蒸気であり、液体の熱泉は使われないが、熱泉は地下の圧力で100℃以上でも液体の状態なので、地上並みの気圧に減圧すれば熱泉は沸騰して膨張し、高温高圧の水蒸気に変わる。それも発電に使う方式が〝ダブルフラッシュサイクル〟といわれ、現在もっとも一般的な地熱発電の方式になる。ちなみに一度の減圧では気化しなかった熱泉をもう一度減圧して気化させ、水蒸気を作り出す〝トリプルフラッシュサイクル(triple flash cycle)〟という方式もあるが、設備が複雑化してメンテに手間がかかりコスト的に見合わないので、あまり一般的ではない。
Hellisheidi geothermal power plant
Hellisheidi geothermal power plant / ThinkGeoEnergy


 さて、地熱発電は地球内部のエネルギーを利用していますので、太陽光のように
〝昼間(の晴れている時)しか十分な発電が出来ない ('A`)〟
とか、風力発電みたいに
〝大気の変化で得られるエネルギーが不安定 ┐( ̄Д ̄;)┌〟
といった自然エネルギーの多くが抱える弱点はないわけで、
〝24時間365日安定した発電が可能 (・∀・)v〟
という大きなメリットがあります。


数ある自然エネルギーの中でも、地球内部に蓄えられたエネルギーを利用している地熱発電は、天体の動きや天候の影響をモロに受ける太陽光や風力に比べて安定したエネルギーを取り出せる点が秀でている(画像はイメージ)。
lava 2
lava 2 / rhurtubia


 ですから、地熱発電は原発のように電力供給において、一定量の発電量を発電し続ける
〝ベースエネルギー〟
として活用するべく開発が続けられているわけですが、自然エネルギー特有の弱点も持っていまして、現時点の技術レベルだと
〝思ったほどの高出力は得られえいない (-,―∂)ポリポリ〟
というのも実情です。


↓ 発電エネルギーの安定性は自然エネルギーの中でダントツの地熱発電だが、発電量そのものは、火力や原子力にらべて〝非力〟だと言わざるを得ない(画像はイメージ)。
hellisheidi geothermal power plant
hellisheidi geothermal power plant / gamene


 原発というのは一旦稼動したら、需要の少ない時間帯に出力を落とすとかいった〝微妙な出力調整〟が出来ないので、基礎的なベースエネルギーとして一定量の発電をして、それを上回る電力需要を出力調整がしやすい水力や火力で補うというのが、日本の電力供給体制の基本になっています(…ってか、日本国内で原発が停止した今となっては〝なっていました〟という過去形になるかもしれない)。

 電力会社はこの原発が担ってきたベースエネルギーの部分を、地熱発電で補完しようと考えているわけですが、原発1基分の発電量は平均して
〝90万~100万KW Σ(゜o゜ノ)ノ〟
ほどになり、これに匹敵する出力を持った地熱発電所というのはありません。


↓ 国民がどんなに批難されようが1基あたり100万KWという、ふざけた量の電気を作れる原発というのは、エネルギーを供給する側の電力会社にとって大きな魅力である。
Indian Point Nuclear Power Plant
Indian Point Nuclear Power Plant / Tony Fischer Photography


 まぁ、トータルで原発の発電量に相当すれば問題ないんですが、現在の技術の地熱発電だと原発1基分の発電量を作ろうと思ったら、数10ヶ所の地熱発電所が必要で、最盛期には50基以上の原発が稼動していた日本では、
100ヶ所以上の地熱発電所を作らなければならない ( ̄□ ̄;)!!〟
計算になってしまいます。


↓ 2012年5月6日、ついに〝稼動していた最後の原子炉〟が定期点検に入り、日本国内で稼動している原発はゼロになった。原発依存か脱却する事にな反対はしないが、代替エネルギーが産業として成立していない今原発を止めてど~する? (-_-;)〟。原発の抜けた穴を埋めるのに節電の呼びかけなどモラルや精神論に頼っているようでは、近い将来トンでもない事になる・・・(画像はイメージ)。
文科省前でデモ
文科省前でデモ / jordi olaria jane


 もっとも、リアルな話をすれば、原発がなくなった分の発電量を全て地熱発電で補うわけではなく、他の発電方式全体で補完していくわけですから、地熱発電所をそれほど多数建設する予定はないと思いますが、話のポイントは地熱発電も他の自然エネルギーと同じく
〝原子力や火力ほどの高出力発電が行えるわけではない ┐('~`;)┌〟
という点です。
=続く=

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