出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  エネルギーに纏わる2、3の話【3】

エネルギーに纏わる2、3の話【3】

 しかし、地下に溜まっていた石油が地上に噴き出して抜けていけば、いずれ地表と地下の圧力差はなくなりって油田は〝枯れる〟ことになるわけですが、自噴しなくなったといっても普通は、地下にはまだ結構石油が残っています

↓ 最初は地上の地中の圧力差で勢いよく自噴していた油田も、石油がどんどん抜けていけば地中の圧力は下がっていくので、最終的には〝枯れる〟わけだが油田が自噴しなくなった時点では、圧力差がなくなっただけで地下にはまだ石油が残っている
Oman  1973
Oman 1973 / Brian Harrington Spier


 そこで再び資本を投資して、石油のパイプにポンプを付けて石油を〝吸い上げる〟という手段をとる事で油田は復活するわけなんですが、ここで問題になるのは、
〝追加投資するほどの価値があるか? ( ̄~ ̄)〟
という事です。


油田に設置された汲み上げポンプ。自噴しなくなった油田から、さらに石油をくみ出す為にポンプをを取り付けて石油を吸い上げるわけだが、こんな方法で石油を採らなければならなくなった油田は遠からず〝終わり〟である。
AIB
AIB / nestor galina


 石油は現代の人類が生活していく上で欠かせない資源ですが、その石油を掘り出して流通させているのは、あくまで営利企業の野郎どもですので、儲からなければ〝追加投資〟なんぞ絶対にしません。

 油田は実際にでっかいパイプを油田に打ち込んで〝操業〟を始める前に、何度も試掘を繰り返し
〝ほぼ正確な埋蔵量を把握 ( ̄^ ̄)〟
しています。


↓ 石油というのは、どこでも掘れば出てくるというモノではない。十分儲かるだけの油田を探すにはそれなりのノウハウが必要で、オイルメジャーといわれる石油会社は油田を探し出し、そこに埋まっている石油の埋蔵量をほぼ正確に把握する技術を持っている(画像はイメージ)。
Tribute to the Roughnecks
Tribute to the Roughnecks / Jaimito Cartero


 従って、地下の圧力が減って石油が自噴しなくなった場合、ポンプをつけてさらに石油を吸いだして〝採算が合うか?〟という問題も残った埋蔵量から計算されるわけです。

 ただ、そうした採算を考える場合、もう一つ不確定な要素がありまして、それは〝市場価格〟というヤツで、この駄文を読んでくれている奇特な方たちも、十分身にしみていると思いますが、ガソリンなどの石油価格は多少の波はあるものの、マクロで見ると確実に上昇を続けていまして、我々の財布をじわじわと締め上げています。


2000年代初頭の原油価格の推移を表したグラフ。月単位とか年単位で見れば価格の上下は結構あるが、グラフ全体で見れば原油価格は上昇している事がわかるし、この傾向は昔からず~~~っと続いている
Crude Oil Prices: 2001 - 2005
Crude Oil Prices: 2001 - 2005 / shehal


 こうして市場価格が上がった場合、今まで
〝ポンプ付けてまで、無理やり汲み上げる必要なんかねぇ ┐( ̄Д ̄;)┌〟
採算面で見合わないと思われていた油田も、石油の売値が上がるのですから、ポンプでくみ上げても
〝採算の取れる油田 ヽ(´∀`)ノ〟
に変身するわけです。


↓ ポンプを使って石油を汲み上げ続ける基準は、ポンプの運用費用を上回る石油が採れるかどうかであり、原油価格が上昇すれば今まで〝採算割れして操業停止していた油田〟も再び儲かるようになるので再稼動する(画像はイメージ)。
Pump Jack
Pump Jack / katsrcool


 そんなわけで世界の原油価格は、概ね上昇傾向にありますから(というか、ほとんど全ての物価は、時代と共にだんだん上昇している)、昔は〝枯れた〟と思われていた油田を、設備投資をする事によってによってさらに〝絞り取る〟事ができるようになりますので、石油の可採埋蔵量は、増える事はあっても減る事はなく、30年前から現在になっても
「世界の石油はあと30年で枯渇するザマス (◎-◎;)b」
といい続けているわけで、これが
可採年数(上記のように〝何年石油が採掘可能か?〟という場合に使う年数)の数字のマジック (-_-;)b〟
の基本になります。


〝石油があと何年で無くなるか?〟という可採年数は、石油の価値が上がる事によって変化する〝数字のマジック〟だという事を日本のマスコミは伝えない(画像はイメージ)。
5.31small gasoline panic in Japan09.JPG
5.31small gasoline panic in Japan09.JPG / midorisyu


 さらに石油の可採年数を延ばしている理由は、
〝技術革新 d( ・`д・´)〟
もあるわけで、地中を掘る掘削技術はもちろん、地中の石油をいかに無駄なく徹底的に吸い上げるかという技術は、日夜研究・開発されています。

 例えば地上から高圧の水を地下に送り込んでさらに油田から石油を搾り取る〝水攻法〟という工法も開発されました。

 この水攻法は比較的昔から考案されていたようですが、こうした大掛かりな設備には当然それなりの投資額が必要になりますので、そうしたコスト高の採掘設備も、世界の原油価格が上昇することによって導入が可能になり、結果的に世界の石油の可採年数は減ることなく、むしろだんだん延びていくわけです。
=続く=

【このネタを初めから読む】

水攻法(Water flooding)というのは、地中の圧力が下がって自噴しなくなった油田に高圧な水をブチ込んで、再び地中の圧力を上げる事によって石油を採掘する方法。コレに似た方法で水の変わりに高圧ガスを送り込む〝ガス圧入法(Gas injection)〟というモノもある。一昔前の原油価格ではこうした石油の採掘法は、コストがバカ高くて導入できなかったが原油価格が高騰すれば、こうした技術を導入しても採算がとれる(画像はイメージ)。
Pa jobb i Nordsjoen
Pa jobb i Nordsjoen / Oljeindustriens Landsforening OLF


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