勝手にシネマ:『エミリー・ローズ』 【前篇】
![エミリー・ローズ [ノーカット版] [DVD]](http://blog-imgs-37.fc2.com/e/c/h/echatxfiles/Emi_001.jpg)
2006年3月に公開された『エミリー・ローズ(原題:The Exorcism of Emily Rose)』 です。
キャッチコピーは
『この映画はホラーではない、実話である』
ですが、このコピーはホラー映画特有の煽り文句ではなく、
〝マジで実話をベースにした作品 Σ(゚ロ゚;)〟
になります。
↓ 『エミリー・ローズ』の映画パンフ。この映画のキャッチコピーは、本文で紹介したものの他に〝その裁判は、悪魔の存在を初めて認めた。〟というモノがある。

1976年に実際にドイツで発生した事件を脚色して作られた映画で、アンネリーゼ・ミシェル(Anneliese Michel)という女性が、
〝悪魔にとり憑かれた Σ(゜o゜ノ)ノ〟
として、教会の神父が〝悪魔祓い〟をしたわけですが、失敗してしまってアンネリーゼ嬢は死んでしまい、彼女の父親と悪魔祓いをした神父が、
〝保護責任者遺棄致死の罪で起訴された (◎-◎;)〟
という事件です。
↓ 〝リアル『エミリー・ローズ』事件〟の被害者であるアンネリーゼ・ミシェル(Anneliese Michel)を紹介した動画。コレはダイジェスト版だが、健康だった頃のアンネリー嬢の写真と〝悪魔にとり憑かれた〟彼女の画像が紹介されている。
そんなわけで、この映画は普通のホラー映画とはちょっと違った展開になっており、リアルタイムで事件が進行していくのではなく、既に事件は終わっており、
〝法廷で真相が暴かれる (゜Д゜)〟
という〝法廷映画〟になっています。
あらすじは、やり手女弁護士のエリン・ブルナー(ローラ・リニー)が自分の名前を挙げようと、世間の注目を集めている
〝悪魔祓い裁判〟
で訴えられているムーア神父(トム・ウィルキンソン)の弁護を担当します。
↓ 『エミリー・ローズ』は映画ポスターから想像すると、バリバリのホラー映画かと思われがちだが、実は法廷サスペンス映画だという、ちょっと変わった映画である。

エリン弁護士が法廷でムーア神父の弁護する中で、エミリー・ローズ(ジェニファー・カーペンター)が〝悪魔にとり憑かれていく過程〟が回想として明らかになっていくわけです。
家族から愛されて大学へ入学したばかりのエミリーの身の回りに奇妙な怪事件が発生し始めるわけですが、事件の多くは〝エミリー目線〟で描かれており、彼女の見た〝幻想〟がホラー映画らしい映像になっています。
当時『エミリー・ローズ』のTV予告で、この
〝エミリーが見た幻想シーン m(--m)~〟
は結構放映されてしまっていましたので、リアルタイムでこの映画を観た人は、劇場ではあんまり驚けなかったという意見もありましたから、エミリーが具体的にどんなモノを目撃したかは伏せておきましょう(といっても、過度の期待をしないように、確かにゾッとする映像だけどメチャ凄いわけでもない)。
↓ 『エミリー・ローズ』の予告編。本国版なので何を言っているか判らないが、日本語版の予告編は見つからなかった。恐怖シーンは結構ネタバレしてしまっている。
自分の身の回りに起きる怪現象によって、エミリーはまともな学生生活を送れないようになってしうのですが、通常こういう事が起きれば、最初に訪ねるのは医者のところで、当然エミリーも病院に入院するわけですが、これまたホラー映画ではよくあるパターンで、現代の医学では
〝原因不明 ┐('~`;)┌〟
と診断されるわけです。
=続く=
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