出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  Re 原子力に纏わる2、3の話【20】

Re 原子力に纏わる2、3の話【20】

 基本的に一度核分裂を始めた状態〝臨界〟に達した原子炉というのは、法令に定められた定期点検以外には、ず~~~っと稼動しっ放しで、通常稼動中に、制御棒を差し込んで
原子炉をスクラム(Scram:緊急停止の事) Σ(゜ロ゜;)〟
させる事など滅多にない…はずなんですが、以前から新聞などでは原発が小さなトラブルで原子炉がスクラムを起こしたというニュースは、ちょくちょく見かけましたし、東日本大震災ではスクラムそのものは成功したものの、その後のトラブルで〝大事故〟を起こしてしまったわけです。


↓ 福島の原発事故を伝える号外。あの原発事故では最初のスクラムは成功していたのだが、その後〝全電源喪失〟によって原子炉の〝余熱〟を冷やし続ける事が出来なくなって、結果的に核燃料が融けてしまった。
Major quake hits Japan -
Major quake hits Japan - "Meltdown" Extra news! / MJ/TR (´・ω・)


 幸いにもそんな事故は起こらずに稼動した原子炉は、ほぼ1年稼動した後
〝法令に従い、定期点検に入る…_φ(・・ )b〟
ために、制御棒を差し込まれて運転を停止します。

 原子炉の定期点検は、具体的に何をしているかと言えば、主に
・原子炉をはじめとした施設各部に異常が無いかをチェック
・核燃料の入れ替え

を行っているわけです。


↓ 日本では1年間稼動した原子炉は法律によって定期点検をすることが義務付けられている(画像はイメージ…ってか、コレは外国(おそらくアメリカ)の原発だけど、二次冷却水の余った蒸気がモウモウと出ているので、稼動中だという事がわかり易い。日本の原発は露骨に蒸気が上がるタイプの原発はあまり見かけない)。
Airborne over Nuclear Power Plant Isar II, Bavaria, Germany
Airborne over Nuclear Power Plant Isar II, Bavaria, Germany / brewbooks


 原子炉は前述の様に原子炉内で発生した熱で高温高圧にした一次冷却水を使って、二次冷却水を熱しているわけですが、これら冷却水を循環させているパイプに掛かる圧力は、数十気圧から場所によっては
〝100気圧以上 Σ(゜o゜ノ)ノ〟
になります。

 こうした過酷な条件下ではパイプはもちろん、施設各所の部品が劣化していないか定期的に点検をして、
〝壊れる前に交換 (∪_∪)b〟
しなければなりません。


↓ 原発の模型。原子炉から蒸気タービンまで、血管のように配管が張り巡らさせているが、原子炉稼動中にこのパイプの中を通っている水は温度が100℃以上、圧力は数10気圧以上の高温高圧状態である。故障や事故を起こさず運転するのには定期点検は欠かせない
Centrale nucleare di Gosgen / Gosgen Nuclear Power Plant
Centrale nucleare di Gosgen / Gosgen Nuclear Power Plant / Luigi Rosa


 まぁ、こうした定期点検というのは、原子力発電だけに限った事ではなく、火力発電所でも似たような定期点検は行われていますが、原子炉の場合は
〝故障=重大事故 (-_-;)b〟
に繋がりますので、より念入りにしなければなりませんし、点検現場は
〝放射線が異常に飛び交っているデンジャー・ゾーン ( ̄Д ̄;)〟
なので大変なわけです。


↓ 火力発電所も似たような定期点検が行われているが、原発がそれを決定的に違うのは点検現場で〝漏れている放射線〟である。そんな〝デンジャー・ゾーン〟に足を踏み入れているのは電力会社の正社員ではなく、下請けの非正規雇用者が多い…という原発産業の裏舞台をレポした『原発ジプシー』
原発ジプシー 増補改訂版 ―被曝下請け労働者の記録

 原子炉の定期点検で行われるもうひとつの作業である
〝核燃料の交換 ( ̄~ ̄)〟
は、1年間稼動し続けてきた核燃料のうち核分裂を十分に行った結果、燃料棒に含まれるウラン235が〝燃え尽きて〟、十分な熱を出せなくなってきたキャスクを交換します。


臨界状態で核分裂が進めば、当然燃料であるウラン235は減っていく。そんな〝燃え尽きた核燃料〟は、キャスク単位で定期点検の際に交換される。
Lo Aguirre RECH-2 Reactor near Santiago, Chile
Lo Aguirre RECH-2 Reactor near Santiago, Chile / NNSANews


 この時に交換するのは原子炉に収められていたキャスク全体の、
〝1/4~1/3くらい…_φ(・・ )b〟
と言われており、1年稼動させてもまだまだ十分に使える核燃料が半分以上あり、それだけを考えれば大嘘つき揃いの原子力推進派
〝原子力はコストパフォーマンスが火力に比べて段違いに良い ヽ(´∀`)ノ〟
と言っている事だけは、まんざら嘘ではないと言えるかもしれません。


玄海原発広報館。こういう〝原子力マンセー ヽ(´∀`)ノ〟という施設に行くと、原発の〝良いところだけ〟を一杯教えてくれるが、核燃料は熱効率が石油に比べて桁違いに良いという点は嘘ではないらしい。
Genkai Nuclear Power Plant
Genkai Nuclear Power Plant / dominiekth


 もっとも原発推進派の大嘘は、この後の段階から本格的に始まるわけで、それは
〝核燃料サイクル (゜ω゜)〟
と呼ばれる核燃料の流れです。

 さて、核分裂が進んで十分な熱が出せなくなってきた核燃料は定期点検でキャスク単位で交換されますが、キャスクと言うのは前述の通り、ウラン235を含んだペレットを棒状にしたモノであり、そんな〝使用済み核燃料〟の中には
〝まだまだ使える、未反応のウラン235が結構残っている Σ(゜o゜ノ)ノ〟
わけで、そのまま捨ててしまうのは〝もったいない〟ので、
〝再利用できるモノは再利用しよう (・∀・)ノ〟
というのが、核燃料サイクルの基本的な考え方になります。


↓ 水中で冷やされる使用済み核燃料。使用済みといっても、この中にはまだウラン235が含まれており、このまま捨ててしまうのは勿体無いので、再利用しようというのが〝核燃料サイクル〟の考え方である。
US nuclear waste stored uncapped underwater - Washington
US nuclear waste stored uncapped underwater - Washington / BlatantWorld.com


 しかし確かにリサイクルという考え方自体は結構な事なんですが、核燃料のリサイクルというのは、当初原発推進派が考えているほど
〝甘いモノではなかった ( ̄□ ̄;)〟
のです。
=続く=

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