出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  F1に纏わるレトロな話【15】

F1に纏わるレトロな話【15】

 1970年代のブラバムチームと言えば、〝奇才〟と呼ばれた名物デザイナー、ゴードン・マレー(Gordon Murray)というおっさんがメインになってマシンをデザインしており、決勝レースのフォーメーションラップで群がるF1マシンの中でも、一目でソレと判る個性的なボディをしていました。

画像左側のヒゲを生やしたおっさんが、ゴードン・マレー。コレは最近の画像で、1970年代はヒゲも髪の毛も黒々としていた。
Gordon Murray & Lord Drayson
Gordon Murray & Lord Drayson / bisgovuk


 ブラバムチームのデザインに関しては、グランドエフェクトカーに対抗するトンデモなマシンを開発しましたので、それはまた後述しますが、空力に対する各F1チームの対応は、フェラーリのような曲面的なデザインとブラバムが採用した直線的デザインの中間的なモノが多かったようです(強いて言えば、直線的な方向に傾いていたかもしれない)。

 そんな〝理想的な空力特性を備えたF1マシン〟を目指して試行錯誤を繰り返していたF1チームのデザイナー達が辿り着いたのが、
〝グランドエフェクトカー (・∀・)b〟
でした。


↓ グランドエフェクトカーの名車「ウィリアムズWR07」。1970年代後半、F1マシンのハイパワー化と軽量化が進む中で、ボディデザインの〝最終回答〟といえるのが、このタイプのマシンだった。
1981 Williams FW07
1981 Williams FW07 / Dave Hamster


 グランドエフェクトカーは、前述の様に別名〝ウィングカー〟と呼ばれていたように(というか、当時日本でははウィングカーと呼ぶ方が一般的だった)、
〝車体全体をウィングにする…_φ(・・ )b〟
という発想で作られたマシンになります。

 グランドエフェクトカーを初めて実戦に投入したのは、またしても〝ロータスチーム〟で、現在では
〝ロータス78〟
初めてのグランドエフェクトカーだと言われていますが、このマシンはボディの下面がウィング状になっているものの、それほど顕著なモノではありませんでした。


↓ 現在では〝グランドエフェクトカー第1号〟とされる「ロータス78」。確かにサイドポンツーンはウィング形状をしていたが、この後に登場する「ロータス79」ほど、グランドエフェクトに特化したマシンではなかった。ただ空力に対するテストは相当ネチっこくされたそうで、風洞実験に関するレポートは縦に張り合わせると3mを越えたと言われている(現代のF1でココまで長時間のテストを行ったらレギュレーション違反である)。
Lotus Type 79 - Snetterton Lotus Festival
Lotus Type 79 - Snetterton Lotus Festival / bobaliciouslondon


 当時日本で得られるF1情報というのは『AUTOSPORT』というモータースポーツの雑誌くらいで、TVのスポーツ番組でF1が取り上げられることも無ければ、もちろんネットも無かったので、そんなか細い情報からだと、最初のウィングカー(グランドエフェクトカー)といえば、
〝ロータス79〟

と記憶しています。

↓ 現在もモータースポーツ雑誌として健在『AUTOSPORT』誌。V(-¥-)VがF1に萌えて燃えていた頃は、隔週発行だったが現在は完全な週刊誌になったらしい。
オートスポーツ 2011年 9/8号 [雑誌]

 モータージャーナリストの評価として、
〝歴代F1マシンで最も美しいモデル ( ̄- ̄ )〟
のひとつとして選ばれているロータス79は、まさに
〝これぞグランドエフェクトカー (∪_∪)b〟
というスタンダードモデルでしょう。


↓ 〝最も美しいF1マシン〟のひとつだと言われている「ロータス79」。サイドポンツーンの下に地面まで延びているのが、横から空気が入って気流を乱す事を防ぐ為につけられた〝サイドスカート〟で、外観から見るグランドエフェクトカーの大きな特徴である。
ロータス79 1978 ドイツGP ウィナー (1/20 FG3)

 グランドエフェクトカーというのは、
・サイドポンツーンの下部がウィング状になっている
・横から空気が流れ込まないように、ボディサイドに空気の流入を防ぐスカートが付いている。
・エンジンの排気ガスが気流を乱さないように、エキゾーストパイプがエンジンの上部に向かって延びている。

という特徴があります。

 こうした特徴によって、グランドエフェクトカーは走行中にマシンの下部へ流れた空気は、マシン上部に流れる空気より早くなって、マシン下部の気圧が下がって
〝車体そのものにダウンフォースが生まれる〟
わけです。


↓ ロータス79のボディ裏面(の模型)。グランドエフェクトカー最大の特徴は、この様にマシンのサイドポンツーンそのものがウィング形状になっていること。
ロータス79 1978 ドイツGP ウィナー (1/20 FG3)
↓ さらにエンジンの排気ガスが生み出す気流が、ボディ下部を流れる気流を乱さないように、エキゾーストパイプ(排気管)が上向きにレイアウトされているのも、グランドエフェクトカーの特徴。
ロータス79 1978 ドイツGP ウィナー (1/20 FG3)

 グランドエフェクトカーの長所は、マシン全体にダウンフォースを得られる事によって接地性が格段に上がり、他のF1マシンに比べて
コーナリングスピードがメチャ速くなる Σ(゜o゜ノ)ノ〟
という点でしょう。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ フェラーリ312T4。グランドエフェクトカーのメリットはコーナリングスピードがメチャ速くなること(画像はイメージ)。
2011 Canadian Grand Prix
2011 Canadian Grand Prix / ph-stop


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No title

にゃにゃ。
ポンツーンがポツーンだと思って読み進んでいたみゃおですにゃ。
どうりで変だと思ったにゃ。
にゃぁにゃぁ。

Re: No title

みゃお様

サイドポツーン…( ̄- ̄ )
それはそれで面白い響きですなぁ

ちなみに何度も読み返しているつもりですが、
コンテンツには結構誤字もありますので、
見つけたらご報告下さい…助かります ヽ(´∀`)ノ
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