出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  F1に纏わるレトロな話【14】

F1に纏わるレトロな話【14】

 1970年代のF1マシンは、空気の流れを利用する…いわゆる
〝エアロダイナミクス(aerodynamics) ( ̄^ ̄)〟
がボディ形状に取り入れられたというのが大きな特徴です。


↓ この頃から車のデザインはF1マシンに限らず、走行中の空気抵抗の低減を考える、いわゆる〝エアロダイナミックス(空力工学とか訳すらしい)〟が本格的に導入され始めていた。
BMW 2009 Aerolab with 1:2 scale model
BMW 2009 Aerolab with 1:2 scale model / SOCIALisBETTER


 エンジンの性能が向上し、ボディの軽量化が進むにつれてF1だけに限らず、この頃のレースカーのデザイン
〝空気の壁にどう立ち向かうか? ( ̄~ ̄)〟
という事が大きなテーマになっていました。

 さらにマシンの高速化に伴い、事故が発生した場合ドライバーの身体を守る安全対策もレギュレーションに含められ、ボディの側面に
サイドポンツーン(side pontoon:またはサイドポット(side pod)とも言う)〟
という衝撃吸収用の出っ張りを付ける事が義務付けられ、F1マシンのボディ形状は必然的に葉巻型から〝別の形〟へと変わらざるを得なくなったわけです。


↓ 現代のF1マシンのサイドポンツーン。事故を起こした時にドライバーを守る為、運転席の左右に衝撃吸収材を組み込んだ出っ張りを付けろというレギュレーションによって設けられた部品で、F1マシンのデザイナーが好き好んで付けたわけではない
Mclaren F1 Car
Mclaren F1 Car / Dwonderwall


 そうした課題にF1GPに参戦していた各チームの出した答えは色々で、
個性的なF1マシンが百花繚乱するF1GPで最も面白かった時代 ヽ(´∀`)ノ〟
でもありました。

 まぁ、基本的にF1のボディ形状は葉巻型時代の〝空気を受け流す〟タイプではなく、
〝ウェッジシェイプ(wedge shape)〟
と呼ばれる〝空気を切り裂く〟楔形になっていきます。


↓ 横から見ると地を這い、空気を切り裂くような楔型へとF1マシンは変化したが、そのターニングポイントなったのが1970年代だった。
Renault Race Day Other Cars 09-09-2007 14-11-26
Renault Race Day Other Cars 09-09-2007 14-11-26 / Martin Pettitt


 これは従来当たり前とされていた、普通の車のように1個のラジエターを車体前面に配置して、まるでデッカイ口のような吸気口を供えていた葉巻型時代の固定観念を捨て去り、
〝ラジエターを2個以上に分割して、正面以外の場所に配置する d( ・`д・´)〟
というアイディアによって、F1マシンの先端を低く尖った形状に出来るようになったからです。


↓ 1970年代初期に活躍した「ロータス72」。ラジエターを分割小型化し、サイドポンツーンの側面にレイアウトした事により、前時代のF1のような正面の吸気口は不要になり、思いっきりフロントノーズを低く、かつ鋭く出来る。
f_1_1089.jpg
IMG_8813 / redeye^

 そして、切り裂いた空気をどのように導いて、車体に悪影響を及ぼす乱気流を抑えるボディをデザインしたかが、各チームの〝個性〟になりました。

 例えば、現在も最古参F1チームのひとつとして第一線級のマシンを作っているフェラーリチームが当時作ったのは、
〝312Tシリーズ・・・_φ(・・ )b〟
という名車です。


↓ フェラーリ312Tと・・・
niki_lauda_ferrari
niki_lauda_ferrari / edvvc

↓ 312T2。「T」と「T2」の大きな違いはレギュレーションの変更によって、ボディ頂頭部にあったエンジンへの吸気口が廃止され、運転席左右の吸気ダクトになった点くらいで、基本的にシャーシは共通だった。
Niki Lauder
Niki Lauder / Smudge 9000


 312Tシリーズは、フロントノーズに一枚モノの銀色に輝くフロントウィングが特徴ですが、ボディ全体は曲面的なデザインで、サイドポンツーン内に設置されたラジエターやオイルクーラーに向かって、巧みに空気の流れを導くボディラインになっています。

 この312Tシリーズは1975年から1980年まで続いたシリーズモデルですが、「312T」というのは、
3リッター(排気量3000cc)・12気筒・T(ギヤボックスの横置) _φ(・・ )b〟
というエンジンタイプの事でボディ形状そのもは、毎年進化する他のチームのF1マシンに合わせて〝全く別物〟のボディ形状になっていましたが、フロント&リアウィングの形は最初のモデルであった「312T」から、最終モデルの「312T5」まで継承されていました。


↓ 今回ネタの第1回冒頭画像にも使った、V(-¥-)Vお好みのマシン「312T3」。同じシーズンに出走していた「化物マシン・ロータス79」には勝てず、成績はイマイチだったが、ロータス79が速過ぎただけで、結果から見るほど「T3」は遅いマシンではない
【MATTEL/マテル】1/43 フェラーリ 312T3 カナダGP 1978 G.ビルニューブ
↓ 312Tシリーズの〝グランドエフェクトカー版〟である「312T4」。〝みにくいアヒル〟と呼ばれたちょ~個性的なマシンだったが、よく観ると結構美しい・・・( ̄- ̄ ) ←メカフェチとは、こういうメカを観て萌える人種である。(ちなみに「T5」画像はスペースが無いの割愛…「T4」とそんなに形が変わらないし、成績もイマイチだったから…)
Gilles Villeneuve - Ferrari 312 T4
Gilles Villeneuve - Ferrari 312 T4 / daveoflogic


 そんな曲線的なボディラインを持ってマシンを開発したフェラーリチームと対照的に
〝直線的なデザイン ( ̄^ ̄)〟
でマシンを作った当時の代表的なF1チームは、今は無き
〝ブラバム(BRABHAM)チーム〟
でしょう。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ フェラーリの設計思想とは対極的に、直線的なフォルムを持つF1マシン、ブラバム「BT42」
1974 Brabham BT42
1974 Brabham BT42 / Dave Hamster


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