出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  巨大ヒーロー列伝Ⅰ:ウルトラマン・ウルトラセブン【2】

巨大ヒーロー列伝Ⅰ:ウルトラマン・ウルトラセブン【2】

 こうしたSFテイストのオムニバスドラマというのは、円谷プロや日本のTV局が考えたオリジナルというわけではなく、すでにアメリカのTV番組で人気のあった『アウターリミッツ(The Outer Limits)』『トワイライトゾーン(The Twilight Zone)』からヒントを得て…というか、インスパイアされた…というか、まぁハッキリ言えば〝パクリ〟です。

↓ 『アウターリミッツ(The Outer Limits)』(左)と『トワイライトゾーン(The Twilight Zone)』(右)のDVD。得体の知れない怪物や謎の事件が発生するオムニバスドラマは、アメリカでも古くから制作されており、人気のある番組だった。
アウターリミッツ 完全版 1st SEASON DVD-BOX 1 Twilight Zone: Complete Collection [DVD] [Import]

 とはいえ『ウルトラQ』がそうした海外の人気番組をオマージュしているのは、番組のコンセプトだけでストーリーそのものは斬新で、今でも鑑賞に耐えうるクオリティを持っています。
 当時も『ウルトラQ』は大ヒットし、ほとんど全話が視聴率30%越えを記録し、サントラレコードや番組に登場した怪獣のソフビ人形などの関連グッズも売れまくりました。

 そんな『ウルトラQ』の大ヒットによって、円谷プロは次回作の制作が出来るようになったのですが、
「次回作はカラー作品にする ( ̄^ ̄)9」
というのが、第一の目標に上げられたのです。


↓ 『ウルトラQ』のオープニング動画。ご覧のようにモノクロ作品である。『ウルトラQ』は大ヒットしたが、子供にとっては「怪獣が出てくるけど…ちょっと怖い ('A`)」という印象が強かった。ちなみにナレーターは石坂浩二氏。


 『ウルトラQ』の初回放映時、日本国内にTVは相当普及していましたが、それらはまだモノクロTVであり、カラーTVは登場していたものの、まだ一般家庭に十分普及してはいませんでした。
 ですから制作にも金が掛かるカラー作品をムリに作らなくても、モノクロ作品で十分だったのですが、『ウルトラQ』終了後、円谷プロがすぐカラー作品を作ろうとしたのには理由があります


↓ 1960年代高度成長で一般家庭にテレビは普及したが、その多くはモノクロTVで、カラーTVの割合がモノクロを抜いたのは1970年代に入ってからのこと(画像はイメージ)。
モノクロネガ 14
モノクロネガ 14 / Yasuhiko Ito


 これから急速に普及していくであろうカラーTVに対応していくこともありますが、一番大きな理由はすでにカラーTVが普及しているアメリカ市場で、モノクロ作品であった『ウルトラQ』が予想したほど売れなかったからでした。

 もともと海外のバイヤーからムチャな要求ばかりをされた事が不満になって、特撮会社を立ち上げした円谷プロですが、海外に作品を売らないというわけではなく、独立後も〝円谷ブランド〟の作品を海外TVというマーケットで売っていくことは、会社経営をしていく上で当然考えていたわけです。


↓ 映像作品の輸出先として大きな市場となっているアメリカでは、日本より早くカラーTVの普及が進んでいたせいで、モノクロ作品は思ったほど売れなかった(画像はイメージ)。
1954- Ed in COLOR !
1954- Ed in COLOR ! / x-ray delta one


 そんなわけで『ウルトラQ』の次回作はカラー作品で制作されることは決まりましたが、番組の路線は毎回一匹の怪獣が現れる怪奇路線から、怪獣同士が戦う対決路線になりました。
 これは怪獣が登場する特撮作品では〝当然の流れ〟かもしれません。

 登場する怪獣が一匹だけの場合、いくら怪獣登場までの経緯やオチを捻って考えたところで、
〝暴れる怪獣 ヾ(゜Д゜)ノ〟
というのは、結局一匹で都市を破壊するだけであり、
〝画的にワンパターン ┐('~`;)┌〟
になってしまうわけです。


↓ 登場する怪獣が一匹だけだと、やることは都市破壊だけであり、パターンが限られてしまい、毎週放送するドラマでは観る者に飽きられてしまう。
ウルトラQアルバム―空想特撮シリーズ (ファンタスティックコレクション)

 この頃すでに劇場映画では、『キングコング対ゴジラ』をはじめ、怪獣映画は対決路線に向っており、しかも怪獣同士が戦う映画は従来の単体の怪獣作品より人気がありました
 ですから『ウルトラQ』の次回作は、毎回怪獣同士が戦う〝怪獣対決ドラマ〟というコンセプトで制作される事になったわけですが、問題は
〝どうして毎回怪獣同士が戦うのか? ( ̄~ ̄)〟
という物語の必然性です。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 劇場で公開される怪獣映画も、画的に派手は対決モノが増えていった。
【東宝特撮Blu-rayセレクション】モスラ対ゴジラ<Blu-ray>三大怪獣 地球最大の決戦 [DVD]

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No title

こんばんは。…やってますね!

ウルトラQを語る上では、やはり
「マタンゴ」の話もして欲しいですね。

ウルトラQも、毎回怪獣が暴れていた訳ではないし
その「怪獣以外」の話には
「マタンゴ」を抜きにして語れないと…(笑)。

Re: No title

『マタンゴ』っスか!

 マニアックですね。
 確かに八代美紀サマの〝萌えダンス〟は捨て難いモノがありますが・・・・
 まぁアレは劇場作品ですので、なるべくそっちの方には話を広げないようにしてます。

 ウルトラQ本編で怪獣の登場しない回で名作と言えば、やっぱ「あけてくれ」でしょうか・・
 とにかく今回はウルトラマン&セブンですので、その辺りの話は端折っています。
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