出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  V(-¥-)V的日本史:逆襲のマッカーサー①【13】

V(-¥-)V的日本史:逆襲のマッカーサー①【13】

 ただ、マッカーサー自身がホントに大日本帝國が戦争を仕掛けてくると思っていたか疑問です。
 大日本帝國がアメリカに対して開戦するという事は、現代の世界でたとえれば、北朝鮮がアメリカに対して宣戦布告してくるようなものです(現在朝鮮半島は一応緊張状態にはあるが、これは〝アメリカが北朝鮮を攻める〟心配であって、北朝鮮の方から第7艦隊に攻撃を仕掛ける事はあり得ない…はずである)。


↓ 大日本帝國とアメリカ合衆国の国力差をガンダムで例えると、ジオン公国と地球連邦軍くらいの差があった。「でもジオンは連邦に宣戦布告したぢゃん (゜σ゜)」と思われた方…ジオン公国は結局地球連邦の物量の前に1年で実質上降伏したのだよ。
機動戦士ガンダム ギレンの野望ジオンの系譜 攻略指令書

 そのくらい当事のアメリカと大日本帝國の国力には雲泥の差があり、マッカーサーのみならず、日本を徹底的に追い込んだアメリカ政府首脳部以外の多くのアメリカ国民は、大日本帝國が本気で挑んでくるとは思っていなかったはずです。
 ところが大日本帝國は、ハル・ノートをはじめとした経済制裁に屈して列強の座から転がり落ちる事を良しとせず、開戦へと踏み切ったのでした。


↓ 昭和16(1941)年12月8日、太平洋戦争の開戦を伝えるラジオの臨時ニュース。真珠湾奇襲攻撃のほか、同時に発動されたインドネシアへの侵攻作戦の一部も報道されている。


 前述しました通り、大日本帝國軍は真珠湾に停泊中のアメリカ艦隊を撃滅して太平洋の制海権をほぼ手中に収め、インドネシアの油田地帯にむけて進軍を開始します。
 進軍ルートはイギリス領であるマレー半島を攻略してインドネシアに至る〝マレールート〟と、今まで能書きを垂れまくってきたアメリカの植民地であるフィリピン諸島を攻め落としてインドネシアへ進軍する〝フィリピンルート〟の二つでした。

 マレールートは大日本帝國軍内では〝E作戦〟と呼称され、大日本帝國陸軍の第25軍が割り当てられ、司令官の山下泰文(やました ともゆき)大将には、南北に1000km以上ある長い半島を、
〝70日以内に制圧せよ ヽ(`Д´)ノ〟
という無茶な命令が下されたのです。


↓ 大日本帝國陸軍大将・山下泰文(やました ともゆき)閣下。E作戦を担当した第25軍の司令官として作戦の指揮をとった。
山下奉文 ―昭和の悲劇

 こんな無茶なオーダーが要求されたのは、今回の作戦はとにかく〝時間との勝負〟だったからです。
 戦争の目的は、(くどいようだが)インドネシアの油田地帯を占領する事で、同じアジア圏内とはいえ日本領からインドネシア(当事はオランダ領)まで進軍するには、それなりの時間がかかります。

 〝戦争は外交の一手段〟という認識が世界の常識であった当事でも、やはり先に攻め込んだ方が〝悪役扱い〟されます。
 ただ、攻め込んだ地域を制圧して、ジモッティを担ぎ上げて傀儡政権でも作ってしまえば、国際的に非難を受けようが占領地域は〝既成事実〟として認めらます。


↓ マレー半島への上陸作戦は、イギリス領のコタバルから行われた。事前の空爆によって敵の前線の兵力を叩くといったセオリーは無視して、いきなり敵前上陸を仕掛けるという大胆なモノだった。上陸地点が植民地であり、その上陸地点の宗主国であるイギリスがヒトラー相手に苦戦中で、大した防衛兵力が残っていない事を見込んでの強行上陸作戦で、作戦に要求されている条件は〝とにかく速く!〟であった(画像はイメージ…ってか作戦当日は2mを越える波が立つ気象状況で、こんなに凪いだ海ではなかった)。
070123-N-7987M-402
070123-N-7987M-402 / Marion Doss


 大日本帝國としては侵攻を開始して、国際社会が、
〝侵略国家大日本帝國を叩け! ヽ(`Д´)ノ〟
という世論で統一される前に、サッサと占領を完了させる必要があり、その為にも一日でも早くインドネシアを抑える必要があったのでした(さらに言うと、もともとインドネシアの油田地帯を狙ったのは、欧米諸国の経済制裁によって原油の輸入がストップしてしまうからで、チンタラ攻めていたら備蓄してる原油が底を尽き、戦艦や戦車をはじめ、油で動く兵器が全て使えなくなってしまう)。


↓ ヒトラー率いるナチスドイツがあっという間にヨーロッパを席巻してしまったのも、侵攻スピードの速さがポイントになっている。最初ドイツ軍がへポーランド侵攻した事実を世界世論がどう対処するか迷っているうちに、次々と侵攻を続けて結局はヨーロッパ諸国のほとんどを占領してしまった。
Nazi toys
Nazi toys / peterme


 そんなわけで、E作戦は発動後70日間でマレー半島を制圧するという無茶なオーダーされたわけです。
 しかしその詳細は今回端折っておきますが、結果的に猛将・山下大将の指揮の元、マレー半島1,100kmをオーダーより遥かに短い55日間で制圧してしまいます。


↓ 大日本帝國の驚異的な侵攻スピードを支えたのは、〝銀輪部隊〟と呼ばれる自転車を使った行軍をする部隊がいた事も大きく関係していた。チャリンコで進軍するなどというと、なんか笑ってしまうが燃料要らずで、多少の未整地でもチャリンコなら担いで踏破でき、その機動力は侮れない。
銀輪部隊
画像参照-Wikipedia-『銀輪部隊』

 1,100kmといえば、東京←→下関程度の距離ですので、これを移動するのに55日かかるのは、すげぇゆっくりなような気がする方もいるかもしれませんが、これは〝進軍〟ではなく〝進攻〟なのです。
=続く=

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