出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  ゾンビ映画に纏わる2、3の話=DC版=【完結篇】

ゾンビ映画に纏わる2、3の話=DC版=【完結篇】

 ウケた映画はすぐ続編を!というのが当時(今もか?)の風潮でして『バタリアン』上映から、そう大して時間をかけず『バタリアン2(原題『The Return Of The Living Dead Part II』’87年)』が製作・公開されました。
 ただ、コレに関してはV(-\-)V的にはNGですので、多くは語りません。


↓ 『バタリアン2』のDVD。〝絶対に死なないゾンビ〟というバタリアンゾンビだったが、この作品であっさり退治方法が発見されてしまう(具体的な方法はネタバレなので内緒)。最期には秩序が回復されるというクラシックなホラーなので、人によって評価は分かれるだろう。
バタリアン2 [DVD]

 映像的にはそこそこのレベルですが、笑いを誘う為の計算された〝おふざけ〟が、単なる〝悪ふざけ〟になってしまっていまして、これはちょっと頂けません(ちなみにこの続編になる『バタリアン・リターンズ』も作られたのだがコレは論外。ゾンビホラーヲタ以外の方は間違っても見るべき価値はない映画。近年、さらに『バタリアン4』と『バタリアン5』も作られた)。

↓ 『バタリアン・リターンズ』のDVD。この作品が劇場公開された記憶は無く、おそらくビデオリリースのみの作品だったと思われる。
バタリアン・リターンズ [DVD]

 そんな感じでゾンビホラー映画は徐々に下り坂になり、さらに国内では宮崎事件などの猟奇事件の犯人が、スプラッターホラーのビデオを観ていたという報道の影響で、ビデオレンタルからスプラッター系の作品が自粛の名の元に駆逐されてしまいました。

 そしてホラー映画の主流は猟奇的殺人鬼と捜査官とのサスペンスに満ちた駆け引きが、物語の軸になるサイコホラーへとシフトしていきます。


↓ 80年代後半から90年代にかけて、ゾンビ系ホラー映画はネタが尽きた事による品質劣化と、頻発した猟奇犯罪への配慮による業界の自主規制で次第に衰退し、レンタルショップの棚からも姿を消していった(画像はイメージ)。

Photo by Derrick Coetzee

 まぁ、リアルな猟奇殺人鬼が十分怖いんだから、別に空想のモンスターなんか要らないぢゃん( ‐`д‐´)・・・というわけなんですが、そうした風潮は20世紀一杯続きました。
 ところが2000年代に入って再びゾンビ映画が復活し始めます。
 最初にヒットしたのは『28日後…(原題:28 Days Later)』というイギリス映画ですが、この作品は正確に言えばゾンビ映画ではありません


↓ 『28日後…』のDVD。この作品の劇場向けポスターやCMは、もろゾンビを連想させるモノだった。
28日後... (特別編) [DVD]

 『28日後…』に登場するゾンビ(らしきモノ)は、凶悪なウィルスに感染した病人であって、死んで復活した死体というわけではないのです。
この作品で登場するウィルスは粘膜感染で広がっていくタイプで、つまり噛まれると感染するわけで、ロメロ監督の生み出したゾンビと似ていますが、感染すると数秒で発症し(このヘンが嘘臭ぇ)、突然凶暴になり、周りの人間に誰彼構わず襲い掛かって感染を広げていきます。

 死んでいない活きのいい病人 ですから、当然襲い掛かる時には全力疾走でダッシュしてくるわけで、この辺りは『バタリアン』の影響を色濃く受けているとも言えるでしょう。

 『28日後…』は、いかにもゾンビ映画のような宣伝で話題になり、そこそこヒットしたようで、この時期(02年制作。日本公開は03年)から、ゾンビ映画は復活を始め、2004年には今回の駄文でもネチっこく紹介した『Dawn of the Dead』がリメイクされました。
 さらに2005年には、ついにロメロ監督が長い沈黙を破って、新作ゾンビ映画『LAND OF THE DEAD』を作ったわけです。


↓ 『LAND OF THE DEAD』のDVD。ロメロ監督によるゾンビ映画の新作という情報は、世界中のヲタを喜ばせた。この作品についての能書きは他の機会に…
ランド・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット [DVD]

 20年以上の〝休眠期間〟の間、ロメロ監督は何をしていたかといえば、当然別の映画を撮っていたわけですが、実はその時期もロメロ監督はゾンビ映画の企画を色んな映画プロデューサーに持ち込んでいたらしいのですが、それらが採用される事はありませんでした。
 前述のように1980年代後半から1990年代のホラー映画は、リアル殺人鬼をモチーフにしたサイコホラー全盛で、ゾンビ映画に関心を示すプロデューサーはいなかったのです。

 ところが、2000年代に入ってハリウッドを含めた映画業界に変化が生まれます。
この時期に第一線映画プロデューサーとして活躍を始めた人たちには、昔ゾンビ映画を観ていた世代だったのです。
 従って、ゾンビ映画の金字塔とも言える〝ゾンビ3部作〟を作ったロメロ監督をリスペクトしているプロデューサーも少なからず居て、
「どうぞ、新しいゾンビ映画を作ってちょ ヽ(´∀`)ノ」
とロメロ監督の新作ゾンビ映画の企画が通るようになったわけです。


↓ 90年代の〝ゾンビ映画不遇の時代〟でも、ロメロ監督は他の映画を製作しながら、ゾンビ映画の企画を売り込もうとしていたらしい。2000年代に入ってハリウッドの世代交代が進み、ロメロ監督をリスペクトする世代が彼の企画を採用し始め、〝ロメロ・ゾンビ〟の復活になった。

Photo by cote

 そんな2000年代のゾンビ映画についての能書きまで垂れていたら、いつまで経っても終わらないので、今回のゾンビ映画噺はこの辺で…
=完=

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