出会い ゾビラックス軟膏 E!チャット管理人 X-ふぁいる  Re 酒ヲタク講座 第1講:酒とは何か?【4】

Re 酒ヲタク講座 第1講:酒とは何か?【4】

ネット無料素材0004
 発酵のメカニズムが解明され、培養した酵母菌で果実酒を造るようになったのは比較的最近の話で、昔の酒造りは常に腐造(前述のように酵母菌以外の菌が繁殖して腐ってしまうこと)との戦いでした。

 そうして酵母菌の繁殖しやすい環境などを経験で学び、より確実にウマ━━(゜Д゜)━━!!!な酒を造れる〝職人〟が現れて、酒造りは職業化していったようです。
 また、メソポタミア文明の頃には、酒は蜂蜜や果実だけではなく、基本的に糖分をほとんど含んでいない穀物からも作られるようになります。その最初に作られた穀物産の酒は、皆さんご存知の〝ビール〟です。

 ビールの起源は諸説あり、麦粥を放置してしまったらそれが発酵しちゃったとか、麦で焼いたパンを水に浸して放っておいたら酒になっちゃったとかいう説が有名で、どちらが本当なのかはよくわかりません。

 ただその後のビールの製造法を考えると、麦の主成分である澱粉を糖に変える〝アミラーゼ〟
という酵素が、双葉を出す前の芽…いわゆる麦芽に多く含まれており、そのアミラーゼの働きを利用していますので、ビール製造のルーツは、まだ麦が原型を留めている〝麦粥説〟の方が正しいのかな?とV(-\-)V的には思っています。

 欧米諸国で穀類から酒を作る場合、上記の様に麦芽に含まれるアミラーゼを使って、澱粉を糖に変える〝糖化〟と言われる酒造の工程があるわけですが、それに対して日本の場合は〝麹(こうじ)〟と言われる微生物を米に埋め込み、澱粉を糖に変えています(ちなみに日本酒の造り方は澱粉を糖に変える〝糖化〟と、酵母による〝発酵〟を同時進行させるという、世界にあまり類を見ない特殊な手法)。

 また、人間の唾の中にもアミラーゼは含まれていまして、未開のジャングルに住んでいる原住民の方々が、芋などを原料に酒を作る場合、
〝芋を咀嚼して唾を混ぜて吐き出し、それを発酵させて酒を造る ('A`)〟
という、〝他人の唾は汚い〟と感じる習性を持つ日本人が、ドン引きするような製法で醸造酒を造っていたりするわけです。

 こうした自然界にある細菌の発酵作用を利用して、人類はさまざまな醸造酒を作り出しました。醸造酒として有名なのはぶどう酒、いわゆるワインですが、ワイン(Wine)というのは日本の〝お酒〟と同じように広義の意味で〝酒〟を指す事もあります。
 そして前述したビール、あるいは日本では米からつくる日本酒辺りが醸造酒では代表的な酒でしょう。

 人類はしばらくこの醸造酒を飲んで暮らしていました。しかし、10世紀頃のヨーロッパで錬金術(れんきんじゅつ)なる怪しげなモノが流行る中で、新たな酒が生まれます。

 錬金術というのは、近年アニメ化もされた某漫画のヒットによって結構一般の方でも、錬金術という単語を知られるようになりましたが、現実の錬金術は、昔からありふれた金属だった鉛を金に換えるという技術…のようなモノです。

 そんな技術は現代の最新技術を駆使しても不可能で、今の常識で考えれば単なるヨタ噺なんですが(遠い未来、原子を自由に組み替えられれば出来る…かもしれない。ただその際は鉛よりも、金に原子構造の似ている水銀の方が楽かも…)、当事はこれに真剣に取り組んでいた輩が結構いました。

 こうした錬金術を専門にやる連中を錬金術師と言いますが、彼らの行った様々な実験の中には、現代化学の基礎になっていったモノもあり、SF作家の筒井康隆氏に言わせれば、
「錬金術師はマッドサイエンティストの〝父〟であり、マッドサイエンティストの〝子供〟がSF作家 (゜Д゜)」
だそうですので、錬金術師というのは、〝SF作家の祖先〟にあたる存在かもしれません。

 そんな錬金術師の誰かが醸造酒を蒸留機にかけて、今までの醸造酒とは全く味わいの違った酒を作り出し、それを〝アクア・ヴィタエ(Aqua-vitae)〟と呼びました。

 アクア・ヴィタエとは、ラテン語で『生命の水』という意味で、錬金術師たちは不老不死の霊薬だと信じていたそうです。しかしその正体が醸造酒を蒸留したものだと解り、一般人でも製造可能だと言うことがバレてからは、その製法は比較的速やかに世界中(主にヨーロッパ各地)へ広がっていき、この新しい酒は〝蒸留酒〟と呼ばれます。

 ただ、蒸留という技術そのものは結構昔から存在していました。古くは前述したメソポタミア文明でも、花の蜜から香料を抽出するのに使われたと思われる蒸留機の存在が確認されています。
「メソポタミア時代の頃の人って、ワインやビールを蒸留しようとは思わなかったのか? (゜σ゜)」
という素朴な疑問も生まれます。

 実は紀元前750年頃、エチオピア辺りでビールを蒸留した酒が生まれた、という記録も残っているのですが、不思議とその技術は他の地域に広がらず、ヨーロッパ圏で錬金術師どもによって生み出されるまで、蒸留酒が一般化しなった理由はよくわかっていないのです。

 蒸留酒はその語源となる〝生命の水〟から派生した呼び名が多く、蒸留酒の代表でもあるウィスキーは、古代ゲール語の〝ウスケボー(usquebaugh)〟という言葉が変化したもので、ウスケボーの意味はやはり〝生命の水〟です。他にもぶどう酒ベースで造られるブランデー辺りが有名ですが、こうした蒸留酒全体は〝スピリッツ〟と言われ、その語源は生命の水で英語の〝spirit(スピリット:精神・魂の意〟)からきています。

 主なスピリッツは上に挙げたウィスキーやブランデーの他に、サトウキビが原料のラム、竜舌蘭というサボテンの一種から作られるメスカル〝テキーラ〟と言った方が日本では通りが(・∀・)イイ!!)や、蕎麦・芋といった原料から造られる世界最強のスピリッツ、ウオツカなどがあります。
 〝もっとウマ━━(゜Д゜)━━!!!な酒を!〟
という人類の欲求は留まる事を知らず、製法から酒を分類した場合、他にも〝混成酒・混合酒〟というジャンルが存在します。
=続く=

E!チャに帰る
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

(・∀・)ランキング(・∀・)
真面目にランキング参加中です。よろしければポチッと押していただけるとV(-¥-)Vが喜びます。
V(-¥-)Vの本














プロフィール

V(-¥-)V

Author:V(-¥-)V
廃れチャットサイト『E!チャット』の管理人です。

カテゴリ
3D球体タグクラウド
もくじから探すなんて面倒くせぇという人のために… (・∀・)
V(-¥-)V’s アルバム
あわせて読みたい
あわせて読みたい

最近読まれた記事
FC2カウンター
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

gremz
リンク
(・∀・) 自動リンク (・∀・)
最新トラックバック
最新コメント
feedmeter
フィードメーター - E!チャット管理人 X-ふぁいる
RSSリンクの表示