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銀河鉄道999の夜【完結篇】

 そうした技術を応用すれば、人間の臓器を全て機械化するという松本氏の思い描いた〝機械化人間〟というのは、決して不可能な夢物語ではなく、
〝もうちょっと発展すれば実現しそうな技術 (`・ω・´)〟
になりつつあるわけです。
 ところがそんな〝人間機械化技術〟がリアリティを持って考えられるようになると、『999』で描かれているような
〝金持ちしか機械の体が変えない社会 ('A`)〟
というのは、逆にリアリティがなくなってきたりします。


↓ 二足歩行ロボット技術をはじめ、21世紀に入って急激に進歩している技術を突き詰めていけば、『999』の世界に登場する〝機械化人間〟は実現できるかもしれない可能性が出てきた。骨や内臓を全て機械化するというのは、いわゆる〝究極のサイボーグ〟ともいえる(画像はイメージ)
Henshin
Henshin / Fuyoh!


 というのも、機械の体というのは基本的に〝永遠の命〟ですので、機械化の為に掛かる費用はどんなに高額であっても
〝1億年のローンを組んで返済する! (・∀・)v〟
みたいな悠久の時間を使って返すことも可能になるわけです。

 そうなれば誰でも機械化人になれるわけで、『999』の世界に描かれるような(特に『さよなら999』のような)
〝機械化人VS生身の人間 ヽ(`Д´)9〟
といった抗争は起き難く、〝信じられる嘘〟を描くことこそが映画の基本だとすると、あまりリアリティを感じられません。


↓漫画『 銃夢 Last Order』。この漫画の世界は〝サイバー技術が進歩し、サイボーグが普通にウヨウヨ居る未来〟である。ストーリーの本筋とは関係ないが、怪我を負った人が街の悪徳医師によって無理やりサイボーグ化させられ、その費用をローンで支払わせるという極道な商売がまかり通っている設定になっている。身体を機械化して〝永遠の命〟が得られるのであれば、借金も無限の時間で返せるので、どんな貧乏人でもローンを組んで高価な機械の身体を手に入れられるはずであり、『999』のような〝機械化人(金持ち)VS生身の人間(貧乏人)〟といった対立にリアリティは感じられない。
銃夢 Last Order(17) (KCデラックス)

 『999』における作品のテーマというのは
〝永遠の命とは? ( ̄- ̄ )〟
という事で、『さよなら999』では
「子を産み育て、自らの意思を伝えていく事こそ、〝永遠の命〟だ ( ̄^ ̄)v」
と主人公ではないハーロックにテーマの回答を語らせているわけです。


子を産み、育てて意志を伝えていく事こそ永遠の命…というのが『999』のテーマである。素晴らしい話だが、残念ながら子供に伝えられるのは肉体的なDNAがメインであり、記憶や技能は継承されないので、ゼロから教育によって叩き込まなければならない。〝意志の継承〟というのはとっても大変なのである(画像はイメージ)。
baby sweet
baby sweet / kinso<


 しかし現代の感覚でいえば、アンチエイジングが持てはやされ、いい歳をしたジジババ元気なお年寄りが、何時まで経っても第一線を退かないで、
「生涯現役! (゜へ゜)9」
と胸を張るのが肯定的に評価されるようですし、再生医療の進歩によって
「もしかしたらマジで不老不死が出来るかも?・・・(・∀・)」
という可能性が見えてきたご時世に、世代交代による〝永遠の命〟という『999』のテーマはそぐわなくなっているのかもしれません。


↓ 2012年、日本人にとって数少ない〝明るいニュース〟だったのが、山中教授がiPS細胞の開発によってノーベル賞をした事。iPS細胞のスゴさは今後ハッキリしてくるが、極論を言うとiPS細胞を使えば〝自分の臓器を複製する事が可能〟になるので、怪我したり病気になったり、はたまた老化してしまって衰えたりして使えなくなった内臓を〝新品〟に交換出来てしまうのである。もちろん現時点では越えなければならない技術的なハードルも多いが、人類は身体を機械部品にするのではなく生身のからだのまま〝(ほぼ)永遠の命〟を得られる可能性が出てきた。
山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた

 そんなわけで、すでに人生の辛酸を舐めたり、世の中のエゲつなさを味わった事がある方々に『999』という作品はオススメ出来る映画ではないでしょう。
  『999』はこれから人生の本番を向える青春世代の若者が見てこそ、
〝これからの希望 ヽ(´∀`)ノ〟
が得られる作品なのです。
=完=

【このネタを初めから読む】

Galaxy Express 999 (???? 999)
Galaxy Express 999 (???? 999) / golbenge (???)



《最後のおまけ動画》

映画『さよなら銀河鉄道999~アンドロメダ終着駅~』のエンディング動画



 東映の面目躍如といった美しい動画である。
 なんだかんだといっても、『999』人気は二次コンによる
〝メーテル萌え (*´ω`)〟
という動機が大きかったと思われ、メカフェチV(-¥-)Vにとっては、
どっぷりハマりきる作品ではなかった。

 また『999』のテーマである〝永遠の命〟という事に関しては
別のサイエンスネタで書き垂れる予定…


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銀河鉄道999の夜【10】

 そんな『さよなら銀河鉄道999~アンドロメダ終着駅~』ですが、結果(つまり興行収入)はどうだったのかと言いますと、
〝一応、目標数字はクリア (`・ω・´)9〟しており、同年に封切りされたアニメ映画としてはトップクラスの数字を出せました。


↓ 『さよなら999』が公開された1981年、劇場版アニメで興行収益トップだった『映画ドラえもん のび太の宇宙開拓史』。まぁ、これはアニメというより昔ながらの〝ファミリー客を狙った漫画映画〟であり、同じ俎上には乗らないかもしれない。ちなみに具体的な数字は『ドラえもん』が17.5億で、『さよなら999』は11.3億だった。
映画ドラえもん のび太の宇宙開拓史【映画ドラえもん30周年記念・期間限定生産商品】 [DVD]

 しかし実を言うと、すでにこの年、
〝劇場版『機動戦士 ガンダム』が公開 Σ(゜o゜ノ)ノ〟
されており、ミドルティーン以上のアニヲタは、リアルロボットアニメに目覚めつつあったわけで、『さよなら999』以降に製作された『1000年女王』『わが青春のアルカディア』、あるいは『宇宙戦艦ヤマト 完結編』といった〝松本零士系〟とも言える東映アニメは、ゆっくりと衰退…とまでは言いませんが、アニメブームのメインストリームからは外れていったわけです。


『1000年女王』の映画パンフレット(左)と、『わが青春のアルカディア』の映画チラシ(右)。共に〝松本ワールド全開〟の作品で、アニメブームに乗っかって作られた他社の作品に比べれば、そこそこの興行収益を得られたようだが、アニメブームを牽引するほどのヒットはしなかった。
映画パンフレット 「1000年女王」企画/原作/構成 松本零士 出演 映画チラシ 「わが青春のアルカディア」企画・原作・構成 松本零士

 原作漫画やTVアニメの『999』も『さよなら999』の公開後、ほぼ同時期に連載や放送が終了しましたが、その結末は細部に違いはあるものの、
〝劇場版『999』とほぼ同じ _φ(・・ )b〟
であり、原作漫画やTVアニメが全く違う結末で終わっているという事はありませんでしたが、伏線回収がヘタでいつも投げ出すように終わってしまうモノが多い松本零士氏の作品にしては、『999』はちゃんとした終わりが描かれており(特に漫画)、V(-¥-)V的には結構好きな作品だったりします。


↓ 伏線回収がヘタで、まるでアメリカの連続TVドラマのように尻切れトンボのような終わり方が多い松本零士氏の漫画だが、『999』に関してはちゃんとした最終回が描かれていた(といっても、また続編が描かれたけどね)。
銀河鉄道999(1巻~12巻:12冊セット)

 ただ、この一連の『銀河鉄道999』シリーズを、現代の感覚でもオススメ出来るかと言えば〝微妙〟です。
 今回のネタの冒頭でも書いた通り、ノスタルジーを持って〝昔の名作アニメ〟として観る分にはいいのですが、当事と同じテンションでハマれるほどの作品とは、ちょっと言い難いでしょう。

 それにはいくつか理由がありまして、まず
〝おそらく松本氏が思い描くような機械化人がウロウロする未来は来ない ( ̄- ̄ )〟
と思われるからです。


↓ 遠い未来、こんな姿になった人間がウロウロする社会が訪れるだろうか?
メディコス 超像 銀河鉄道999 Part2 機械伯爵 ノーマルカラーメディコス 超像 銀河鉄道999 Part2 機械伯爵 ノーマルカラーメディコス 超像 銀河鉄道999 Part2 機械伯爵 ノーマルカラー

 『銀河鉄道999』という作品が発表されて30年以上の時が流れているわけですが、その間に科学技術はどんどん進歩しました。
 特にロボット技術の発展は劇的で、『999』が漫画連載されている頃にはマジで夢物語に過ぎなかった自律型ロボットや二足歩行ロボットが、21世紀がスタートする頃に次々と登場し、一部では玩具などで実用化されはじめています。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 『999』が描かれていた頃には、夢物語でしかなかった二足歩行ロボットは、20世紀末に突如実用可能な試作機が次々と登場しはじめ、現在では手軽に買える玩具にもなった。
世界ロボット大図鑑

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銀河鉄道999の夜【9】

 『さよなら銀河鉄道999~アンドロメダ終着駅~』のあらすじは、前作『999』より2年後から始まります。
 鉄郎たちのように生身の体を持つ人間と体を機械に換えた〝機械化人〟との対立はついに武力闘争へと発展し、戦場となった地球は荒れ果て、かつて栄華を誇ったメガロポリスも瓦礫の街と化してしまいました。


↓ 『さよなら銀河鉄道999~アンドロメダ終着駅~』の劇場版予告動画。これを観れば、今回の駄文は読まなくてもいいかもしれない。


 そんなある日、反機械化人のパルチザンメンバーとして戦う鉄郎の下に
「鉄郎…999にお乗りなさい 川(*´ω`)b」
というメーテルの音声メッセージが届けられます。
 機械化人との戦争が始まってから、銀河鉄道は運行されていないはずなのですが、鉄郎はメーテルからのメッセージを受けて廃墟と化したメガロポリスステーションに行くと、そこには999号が停車していたのです。

 999の発車を阻止しようとする機械人の兵士たちと戦って、鉄郎の仲間であるパルチザン兵士たちは死んでいくのですが、そんな仲間の死は無駄にはならず、鉄郎を乗せた999号は戦場となってしまった地球を後にして再び宇宙へ旅立ちました


↓ 『さよなら999』における999号の地球からの発車シーン。瀕死の傷を負いながらも旅立っていく999号を見上げる老パルチザンのモノローグ「再び地球に戻ってきた時、大地を掘り返す云々…」というセリフに感動できるかどうかが、この作品を好きになれるかどうかのポイントだろう。


 というのが『さよなら~』の導入部ですが、今回は999号の目的地…というか999号が運行されている事自体が謎であり、さらに最初はメーテルすら999号に乗っていないという、まさに謎だらけの始まりだったのですが、前作では解明されなかった〝機械化人の謎〟や999号の車掌さんの正体といった、
〝すべての謎を完全解明する ヽ(`Д´)9
というコンセプトが作品の〝売り〟だったと言えます。


↓ 新しい登場人物も加え、第1作目では明かされなかった謎も全て明かされる…というのが『さよなら999』の売りだったが、劇場版はあくまで〝劇場版のオリジナルストーリー〟なので、解き明かされた謎が原作漫画やTVアニメと整合性を持ったモノではなかった(画像はイメージ)。
超像伝説フィギュアコレクション 銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅- ノーマル8種セット
↓ 個人的には車掌さんの正体はメチャ意外でもなかったが、まぁ妥当な解釈で好かったのではないかと思う。
アニマックス スペシャルくじ 銀河鉄道999 C賞オリジナルフィギュア 車掌

 そうした謎解きは当然ネタバレになるので、今回書きたれる気はありませんが、V(-¥-)Vの個人的評価は、
〝前作と同じ事をやっているだけ ┐( ̄Д ̄;)┌〟
という印象で、『999』を軸とした松本零士が描く世界観が死ぬほど好きという方以外は、第1作目の『999』1本観るだけで十分でしょう。


↓ 松本零士、もしくはメーテルが死ぬほど好きというヲタでなければ、『さよなら999』は無理して観ることはないかもしれない(画像はイメージ)。
テレカ【さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅-】

 事実、劇場版『999』と『さよなら999』の監督をしたりんたろう氏は、第1作目で
「第1作目で、やりたい事はやり尽くした ( ‐`д‐´)」
として、企画当初監督を担当することを固辞していたというエピソードも残っていますし、『さよなら999』はヤマトと同様、製作者サイドの
〝儲かったから続編を作ろう ヽ(´∀`)ノ〟
いう意図が見え見えの作品だったわけですが、作品のクオリティは当事日本最高と言われた東映のアニメ技術が盛り込まれ、アニヲタだけではなくプロのアニメクリエイターの中にも、今でも
「『さよなら999』は最高 (*´ω`)ノ」
と賞賛する人もいます。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ TV版予告編のBGMや、物語のクライマックスのひとつで使われたBGM「光と影のオブジェ」。V(-¥-)V的に大好きな曲でもある。映像のクオリティや演出テクなどを考えれば、『さよなら999』はそれなりのレベルを持った作品だと思う。


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銀河鉄道999の夜【8】

 まぁ、『銀河鉄道999』の大ヒットというのは、『999』が秀作であるのと同時にもっとマクロに見れば、アニメそのものが映画のトレンドであり、当時娯楽として映画館まで足を伸ばせる世代の若者にとって、
たまたまストライクゾーンの映画だった結果 (・∀・)〟
からなのかもしれません。


↓ 同じ年に公開されたアニメ『ルパン三世 カリオストロの城』のDVD。この頃の邦画でヒット作といえば、オリジナル劇場アニメが多くなってきており、いよいよアニメ全盛期を迎える時期だったともいえる。ただ、『カリオストロの城』に限って言えば、公開の時期がとあるメガヒット作品の公開とモロに被ってしまった為に、作品の面白さほど観客動員数は伸びず、公開後に評価が高まったアニメである。
ルパン三世 - カリオストロの城 [DVD]
↓ 『ルパン三世 カリオストロの城』の客を食ってしまったメガヒット作品『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』。公開時期が見事に重なってしまった結果、映画館に行く若者の多くは『STAR WARS』を選んだ。
【映画チラシ】スター・ウォーズ 帝国の逆襲//洋画/SF

 しかも『999』のノリというのは、アニメ文化が突出した日本でこそ大ウケした作品でしたが、ほぼ同時期に公開されたアメリカでは大した評価はされず
「大人が観るには話が幼稚過ぎ、子供が観るには戦闘シーンが過激過ぎる (ーー;)b」
という評論がされていました。

 そういう意味では、後に「ピーターパン症候群」とも言われる、
〝大人になりきれない大人 ヽ(´∀`)ノ〟
であるハイティーンや二十代の若者が観るのに、ちょうど良い作品だったとも言えるわけで、いい歳をしたおやぢやおばはんが、今『999』を観て当時と同じテンションで感動できる感性というのは、やや問題があるのかもしれません。


↓ 劇場版『999』に登場するキャプテンハーロックの登場シーンを集めた動画。『999』は蒸気機関車が宇宙空間を走るというメルヘンチックな発想と寓話的なエピソードだけではなく、西部劇のようなシーンや宇宙戦艦が派手に大砲をブッ放す戦闘シーンも満載だった。したがって劇場版『999』はメルヘンの世界を描く児童アニメなのか、戦闘的なカタルシスを味わう大人向けのアニメなのか、ヲタ文化が目覚めていない欧米諸国の映画評論家たちは相当戸惑ったらしい…。


 『999』が大ヒットした事で、
「夏の東映映画はアニメ! (゜へ゜)9」
という路線が定着したわけですが、この間に『ヤマト』シリーズはTVのSP番組『新たなる旅立ち』で30%越えという高視聴率を叩き出し、アニメブームのけん引役としての存在感を見せける事によって、
〝1980年に再び劇場版が製作 ( ̄□ ̄;)!!〟
される事になりました。

 この方針は『ヤマト』のプロデューサーである西崎Pのゴリ押しなのか、東映サイドの要請なのか真相は判りませんが(V(-¥-)Vが知らないだけかもしれない)、『ヤマトよ永遠に』とかいう続編が1980年夏の東映映画の目玉として公開されたわけですが、
〝興行的には失敗作 ┐('~`;)┌〟
となったわけです。


↓ 映画雑誌の老舗「キネマ旬報」の表紙に『ヤマトよ永遠に』が使われている。年々高まるアニメ映画人気の中心だったのは『ヤマト』だったという証明だとも言えるが、『ヤマト』がアニメブームの牽引役だったのは『さらば~』まで…好意的に解釈すればTVフィーチャー版『新たなる旅立ち』あたりだっただろう。〝儲かれば完結した物語も続編を作る〟という無節操な作品作りにピュアなアニヲタたちは冷めてしまい、『永遠に』の興行成績は赤字とはいかないまでも、『999』より低くなってしまった
【キネマ旬報】No.791 1980年8月上旬号 ヤマトよ永遠に 男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花 [雑誌]

 前述のように『ヤマト』に関しては別ネタで散々書き垂れましたので、何故この作品がコケたのか、今回語るつもりはありませんが、一応黒字だったものの明らかに『999』の興行収益を下回った『ヤマト』に再び翌年(1981)の夏、新作を作るパワーは無く、製作されたのは
〝『999』の続編 Σ(゜o゜ノ)ノ〟
になり、そのタイトルは
『さよなら銀河鉄道999~アンドロメダ終着駅~』
となりました。


↓ 『さよなら銀河鉄道999~アンドロメダ終着駅~』のBD。「そういやぁ、『999』って完結編は作ってないよなぁ…(-,―∂)ポリポリ」と東映サイドが呟いたからなのかは不明だが、第1作目では完結を思わせるタイトルが付けられていなかった『999』の続編が再び作られることになった。
さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅- [Blu-ray]

 この『さよなら~』に関しては、当時から観る人によって評価は賛否両論があり、一番のポイントは
松本零士ワールドにどこまで感情移入出来るか? ( ̄~ ̄)〟
という点でしょう。
=続く=

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銀河鉄道999の夜【7】

 さて、劇場版『銀河鉄道999』のもうひとつ特徴として、原作漫画やTVアニメが続いているにも係わらず、
ちゃんとしたエンディングが作られた Σ(゚ロ゚ )〟
という点でしょう。


劇場版『999』のテーマ曲であり、エンディングにも使われた、ゴダイゴの歌う『Galaxy Express 999』の動画。ネット職人が作ったオリジナルで、鉄郎がTVアニメ版だったり、次に紹介する『さよなら銀河鉄道999~アンドロメダ終着駅~』からの引用が多い。メーテルを乗せて去っていく999号を見つめて、夕暮れの地球に佇む鉄郎を描いた劇場版『999』のエンディングは印象的だった。ちなみにちょっと前まではYouTubeでも劇場版『999』のエンディング動画が結構アップされていたが、著作権者が騒いだからなのか、すっかり削除されてしまっている


 『999』には、原作漫画の開始からいくつもの謎が描かれています。
 小さなモノを挙げれば、地球とアンドロメダを結ぶ超特急である999号で地球から旅立つ人は居ても、999号に乗って帰ってきた人は居ない、などといったセリフでしか語られない小ネタもありますが、物語の核心ともいえるのは
機械の身体をタダでくれる星というのは何処にあって、その目的は何か? (`へ´ )
というモノがあり、大抵のSF作品はそのラスト近くに真相が明らかなるわけです。

 ところが『999』の場合、
〝劇場版1作目で真実が明らかにされる ( ̄□ ̄;)!!〟
という、いわば禁断のネタバレ映画になっていました。


↓ SFに限った話ではないが、謎解き要素を含んだストーリーというのは、予めネタバレされてしまうと観る者の興味を失わせてしまう。画像の映画『シックス・センス』でV(-¥-)Vは、公開前に物語の根幹に関わるネタバレを知ってしまった為、未だに観る気が起こらない。『999』も原作漫画やTVアニメが続いていた時期であったにも関わらず、劇場版は物語の謎を明かすエンディングを用意しており、これはある意味〝掟破りの展開〟だといえる。
シックス・センス [Blu-ray]

 原作漫画の『999』は1977年から連載が開始され、劇場版が公開された時点でV(-¥-)Vの記憶が正しければ、まだ物語は半ば(単行本で8巻~10巻くらい)だったわけで、その時点で核心の謎解きも含めた〝完結篇〟を映画にしてしまうのは、ちょっとSFエンタメ作品としてはあり得ない行為で、普通に考えれば劇場第1作目は、
〝鉄郎 旅立ち編 ( ̄^ ̄)9〟
とでも銘打って、鉄郎がメーテルと出会って999号に乗り込んだ後、太陽系内でひとつふたつ事件に巻き込まれてから、
「鉄郎の旅はまだ始まったばかりだ…《続く》」
とナレーションでも被せて終わらせるのが、通常のパターンだといえます。


↓ 確実に原作漫画やTVアニメのファンを引き付けておきたいのであれば、画像の漫画文庫の帯に書いた煽り文句のように、「メーテルと鉄郎の旅は続く…」といった謎解きをしない〝旅立ち篇〟のような作品で終わらせるのが普通である。
銀河鉄道999 14 (少年画報社文庫 1-14)

 その方が原作漫画やTVアニメを見ていたファンがネタバレで興味を失う事は避けられますし、何よりも劇場版がヒットすれば、
〝続編を簡単に作れる ヽ(´∀`)ノ〟
という大きなメリットがあるわけです。

 ただ、続編が作れるのは、あくまで第1作目がヒットした場合であり、万が一興業的にコケてしまった場合には、続編は作られる事もなく、
〝尻切れトンボのような作品 ┐('~`;)┌〟
になってしまう危険性もあるわけで、製作者サイドは色々悩んだとは思いますが、結論として
〝ネタバレでもいいから、ちゃんと完結した物語を作る (`・ω・´)9〟
という判断を下しました。


↓ TVアニメ『海のトリトン』のOP動画。原作は手塚治虫、プロデューサーは『ヤマト』の西崎P、そして監督は『ガンダム』の富野監督というちょ~豪華作品だったせいか、ファンの要望もあって一応監督を舛田利雄氏にして『海のトリトン 劇場版』が製作された。しかし物語の導入部ともいえる〝前編〟が公開されただけで、完結篇となる後編は劇場公開されなかった(ビデオ版では後編も見られるらしい)。原因はファンの要望は熱かったものの、興業的に続編を作れなかった(要は儲からなかった)からで、『999』をそんな〝尻切れトンボ的アニメ〟にしたくなったスタッフは、ネタバレ的完結篇を作った。

↓ ちなみに『海のトリトン 劇場版』の失敗をみて考えたのかは不明だが、富野監督は『伝説巨神 イデオン』の劇場版を製作するに当たり、物語の導入部である『接触篇』と、完結篇にあたる『発動篇』を一挙に公開する〝ダブルリリース〟という方法で『イデオン』が〝尻切れトンボ的アニメ〟になるのを避けた。
「伝説巨神イデオン」劇場版 Blu-ray(接触篇、発動篇)(初回限定版)

 とはいえ、アニメ情報誌や怪しげなファンの噂では、
「映画のエンディングは、漫画やTVアニメとは違うらしい…( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )」
といった〝マルチエンディング説〟が囁かれており、劇場版公開後も原作漫画やTVアニメは、ネタバレに興味を失うことなく『999』人気は続いたわけです。

 しかも結果的に映画は大ヒットし、同じ時期に公開された実写を含む全ての邦画を凌駕し。
〝1979年度の邦画部門配給収入トップ ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ〟
という快挙を成し遂げました。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ アニメ雑誌や映画の予告編などでは「原作とは違う観点で描かれる『999』」という点が強調されており、『999』は原作漫画やTVアニメとは違うエンディングだと解釈したアニヲタたち、劇場版『999』公開後も原作漫画やTVアニメに引き続き夢中になった上、劇場版も大ヒットした。
超像 フィギュアコレクション 銀河鉄道999 Part.1 (BOX)

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