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大巨獣ガッパ and 宇宙大怪獣ギララ +α 【完結篇】

 『ギララの逆襲~』における特撮ヲタ向け見所は、やはり出演者でしょう。この作品にはかつて昭和の特撮ブームで名を馳せた俳優さんが随所に出てきます。
 まぁ、すぐに判る程度でいえばギララを迎え撃つ地球防衛軍の最高幹部の一人が、『ウルトラマン』でハヤタ隊員を演じた黒部進氏で、現場に命令を下すときに使うマイクが、
〝『ウルトラマン』の変身アイテム、ベータカプセルそっくり Σ(゜o゜ノ)ノ〟
だったりするわけです。


↓ モノが小さいので注意してみないと判らないかもしれないが、劇中黒田氏の演じる地球防衛軍の木村参謀が使っているマイクは、コレにそっくり…
1/1 ベータカプセル

 さらにディープな特撮ヲタが喜ぶのは、黒部氏と同じく地球防衛軍の最高幹部を演じた俳優さんの古谷敏氏は、『ウルトラマン』のスーツアクターで、判りやすくいうと、
〝ウルトラマンの中の人 Σ(゚ロ゚;)〟
であり、ウルトラマンの変身前と変身中を演じた二人の役者が揃って演技をするというのは、特撮ヲタには大うけする設定でしょう。


↓ ハヤタ隊員とウルトラマンの2ショット…というのはありそうでない画である。作品に登場する古谷敏氏がウルトラマンのスーツアクターだという事を知っていないと二人が並んでいても気づかないし、それを知っていたのは余程の特撮ヲタだろう。
ハヤタとして、父として

 そんな細か過ぎる特撮ヲタ向けの小ネタは他にもありますが、そこまでマニアックではない方でも判るネタでは、物語のクライマックスで、ギララと戦う〝タケ魔人〟の姿は千手観音のパロディっぽい造詣をしています。本来なら千手観音は背後に数十本(言葉どおり千本の手がある像はあんまり見たことはない)の腕があり、その手には宝剣だの巻物だのといった仏具なんですが、タケ魔人の手には
〝傘と消火器…_φ(・・ )b〟
が握られているわけです。


↓ 『フライデー襲撃事件』の事件後、記者会見を行うビートたけしの動画。事件の内容について何となくは判る…かもしれない。事件の概要をザックリ紹介すると、当時たけしが付き合っていた女性(妻ではないので、いわゆる愛人)に対して、写真雑誌『フライデー』の記者が強引な取材を行った結果、女性が怪我をしてしまい、それにブチ切れたたけしが、たけし軍団のメンバー(後に宮崎県知事になる東国原氏を含む)を引き連れ、『フライデー』の編集部に抗議に行ったわけだが、結果的にたけしや軍団メンバーがその場にあった傘や消火器を武器に暴れる暴行事件に発展した事件。


 まぁ、このギャグは1986年にビートたけし氏が若いころ(といっても当時39歳だった)に巻き起こした〝フライデー襲撃事件〟を知っていないと笑えないかもしれませんが、この騒ぎは今でも芸能界では伝説になっていますので、当時まだ生まれていないいなかったりする人でも、知っている人は少なくないでしょう。
 また、当時すでにそこそこブレイクしていた女優、加藤夏希嬢が、恥ずかしげもなく
「 ネチコマ ネチコマ」
と唱えながら踊る姿は、彼女の役者魂を感じられます。


↓ クールな美女…といった感じの加藤夏希嬢だが、この作品では恥を捨ててヘンな踊りをキレ良く舞っている。こういうモノは下手に恥じらいが出ると、かえってみっともないのだが、彼女の吹っ切れた演技は賞賛したくなるほど見事だった…でも調べてみたら、夏希嬢ってどうやら〝ヲタ〟らしい…
加藤夏希 Beauty Genius [DVD]

 そんなわけで、この『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』は、主に特撮ヲタ向けのパロディ映画だと言えますが、特撮自体はそれほどレベルの高いモノではありません。むしろ昭和時代の古臭い特撮テクニックを見せて、それ自体をパロディにしているという見方も出来ますが、そんな演出を是とするか否とするかは見る人によって分かれると思います。

 『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』の興行収益はどんなモノだったかはよくわかりません。一応目標は2億円だったようで、公開直後の出だしはそこそこだったようですが、最終的にはイマイチな結果だったようです。ただ国内版ゴジラシリーズも休眠状態の今、こうした〝非ゴジラ作品〟の特撮モノをまた作ってほしいものです。
=完=

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ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪 オフィシャルフォトブック
 ちなみにタイトルの〝危機一発〟…正しい日本語は〝危機一髪〟である。これはかつて007シリーズの邦題に映画評論家の水野晴男氏が『007危機一発』と付けた事に起因している(水野氏が日本語を知らなかったのではなく、拳銃の「一発」を引っ掛けたダブルミーイングのつもりだった)。水野氏はこの『ギララの逆襲~』に出演しているが、この作品が彼の遺作になった。

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大巨獣ガッパ and 宇宙大怪獣ギララ +α 【7】

 『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』のあらすじは…

 時は2008年、主要国首脳会議…いわゆるサミットが日本で開催されたわけですが、開催地は本州の都市部ではなく、北海道の洞爺湖が選ばれたのは史実と同じです。
 リアル世界で洞爺湖でサミットが開催された理由は、当時…というより今でもサミット開催地で流行っている
〝環境問題を意識した自然に囲まれた開催地 ( ̄- ̄ )〟
というモノでした。


↓ 2008年のサミット(第34回主要国首脳会議)は、北海道の洞爺湖で開催された。この年のサミット会場候補地は、他にも京都などがあったが、〝自然に囲まれた地域だけど、結構交通アクセスも便利〟という点が評価されて洞爺湖に決まったらしい。
洞爺湖到着
洞爺湖到着 / acidlemon


 まぁ、そんな理由は劇中ではいちいち解説されませんが、そのサミット開催中に、
〝中国の火星探査船が墜落した Σ(゚ロ゚;)〟
という設定で、その探査船に付着していたらしい謎の宇宙胞子がギララで、事故の爆発によって巨大化し、
〝札幌で大暴れを始めた ( ̄□ ̄;)!!〟
わけです。


↓ 物語の転がり始めは、中国が火星探査のために打ち上げたロケットが墜落した事から。当時の中国は今ほどデカい面はしていなかったし、工業技術も〝二流のパチもんしか作れない〟というイメージが強かった。(画像はイメージ)
STS-96 Launch
STS-96 Launch / NASA on The Commons


 札幌といえば、サミット開催地に比較的近い場所ですので、当然先進国首脳たちは大事をとってサミットを中断して非難しようとするわけですが、突如アメリカ大統領が、
「怪獣を退治して、支持率アップだ! ヽ(`Д´)9」
叫び、先進国首脳会議は
〝G8宇宙怪獣対策作戦本部…_φ(・・ )b〟
となり、G8各国がギララ退治に様々な作戦を仕掛けていきます。


 人類はギララを倒せるのか?
 また、タケ魔人とは何なのか?


↓ そんな『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』の予告編動画。いかにも怪獣映画の予告編といった作風である。この作りそのものが、特撮映画のパロディかもしれない。


 というのが、『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』のあらすじになります。
 この作品、封切直後は結構観客動員も好調だったようですが、最終的に目標収益まで達したかどうかは不明です。実際、この映画を今観ると、
「これはコントグループの『ザ・ニュースペーパー』のPVか?・・・(-,―∂)ポリポリ」
と思ってしまいます。

 ギララを迎え撃つG8首脳において、日本首相や〝前首相〟を演じるのはザ・ニュースペーパーのメンバーです。アメリカをはじめ外国の大統領たちを演じていたのは外国人ですが、やっている事は時事ネタや世界各国のお国柄を皮肉ったジョークの定番になっています。
 ですから、基本コメディであるこの作品を、純粋なコメディ好きが観ても、
「莫大な制作費で作る映画でやるようなネタかい… ┐( ̄Д ̄;)┌」
と思うかもしれません。


↓ そんなザ・ニュースぺーパーのライブDVD。V(-¥-)Vは実際にライブを観たわけではないが、TV出演で見せる芸の程度では、大した芸人だとは思えない。時事ネタのパロディという着想は面白いが、本人たちが思っているほど似ていないと思う。
THE NEWSPAPER LIVE 2012 [DVD]

 そういう視点で見ると確かにこの『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』は、クソ映画だとも言えるのですが、ディープな特撮ヲタが見ると結構、見所があったりします。
=続く=

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大巨獣ガッパ and 宇宙大怪獣ギララ +α 【6】

 以上が『宇宙大怪獣ギララ』のあらすじです。前述のように映画制作の最終Goサインは日活の『大巨獣ガッパ』より後ですが、封切りは『ガッパ』より1ヶ月ほど先行して公開となりました。これに深い意味があるかどうかは知りませんが、別に作品が手抜きの突貫製作をしたわけではないようです。

 宣伝にも力を入れていまして、ギララというネーミングは
〝一般公募で選ばれた Σ(゜o゜ノ)ノ〟
わけで、松竹側の発表によれば210,564人からの応募があったそうで、当時の怪獣ブームの盛り上がりがわかる数字だと言えるでしょう。


↓松竹は 単に「宇宙大怪獣」という触れ込みで、このデザインを公開し、名前を一般公募した。「ギララ」とネーミングしたのが何人くらい居たかは不明だが、当時小学生だった女の子と16歳の高校生(性別不明)が〝名づけの親〟として表彰された。
第1弾 宇宙大怪獣ギララ グリーンカラー版

 ただ松竹がこれ以後、続編や別の怪獣特撮映画の製作をしなかった所をみると、興行的にはイマイチだったようです。実際『宇宙大怪獣ギララ』は、同時期の怪獣モノの中でも〝宇宙SF〟の要素が強い…というより宇宙を舞台にした人間ドラマに大きく傾いた内容で、
〝ギララが暴れまわるシーンが、あんまり印象に残らない ┐('~`;)┌〟
という、怪獣映画としては落第点の作品だと言えます。


↓ 怪獣映画でエンタメ性を考えれば、当然主役メカであるアストロボートとギララの一騎打ち…といったシーンがあって然るべきなのだが、そういうシーンはなかった。
第1弾 宇宙大怪獣ギララ スペースグレー版(アストロボート付き)

 もっとも『宇宙大怪獣ギララ』は
「あの『釣りバカ日誌』や『男はつらいよ』の松竹映画が作った怪獣映画がある…( ̄ゝ ̄ )ボソッ」
というモノ珍しさで、ホームビデオが一般に普及した頃から特撮ヲタの間では知られているわけです。


映画プレスシート★『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』/河崎実、加藤夏希、ビートたけし

《ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発》

 ゴジラが〝平成ゴジラ〟として完全復活を果たした20世紀末の頃から、TVでも『ウルトラマン』や『仮面ライダー』シリーズも次々と〝平成版新シリーズ〟がスタートし始め、さらに
〝平成ガメラシリーズが製作開始 ( ̄^ ̄)v〟
されました。

 そんなリメイク物が次々と製作される中、特撮ヲタの間では、
『大魔神』『ガッパ』『ギララ』もリメイクされるらしい…( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )」
という噂が囁かれたわけです。


↓ 数ある特撮邦画の中でも異彩を放つ『大魔神』シリーズ。何度もリメイクの企画が出ているが、色んな理由で頓挫している。大魔神と聞いて「元プロ野球選手の佐々木? (゜σ゜)」というヤツは論外。こっちがネタ元であり、元祖である。
大魔神 デジタル・リマスター版 [DVD]

 2013年6月現在、そんなヨタ噺噂話が実現した唯一の作品が、
『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』…_φ(・・ )b
になります。
=続く=

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大巨獣ガッパ and 宇宙大怪獣ギララ +α 【5】

 松竹映画が怪獣が登場する特撮映画の制作をしようと決意した直接の原因は、
日活が『大巨獣ガッパ』の製作に乗り出したから Σ(゜o゜ノ)ノ〟
なのではないかと思われます。


↓ 編集動画ではないレコード版『大巨獣ガッパ』のテーマ曲。アート路線の松竹が怪獣モノの製作を決意した直接のきっかけは、やはり日活が『ガッパ』の製作発表をしたからではないかと思われる。


 前述のように当時のエンタメは、後に〝第一次怪獣ブーム〟と呼ばれ、TVドラマでは多くの怪獣が登場するドラマが作られ、大いに視聴率を稼ぎ出していました。映画業界では怪獣の登場する映画だと東宝が一人勝ち状態だったのですが、大映が『ガメラ』のシリーズ化をして、そこそこ成功したわけです。
 現在になって色々調べてみると、そんな大映の成功に便乗しようと日活が『大巨獣ガッパ』の製作を正式発表したわけですが、松竹はそんな日活の動きを見て
「日活がやるならウチも怪獣映画を作るぜ! ヽ(`Д´)9」
と決心したように思えます。


↓ 当時の特撮映画キャラのフィギュア。特撮映画では当時一人勝ち状態の東宝に対抗して、まず大映がガメラシリーズと『大魔神』でそこそこのヒットを飛ばした為、他の映画会社もファミリー層の集客が期待できる特撮怪獣モノに次々とチャレンジし、“第一次怪獣ブーム”が到来した(まぁ、あの頃は後に“第二次怪獣ブーム”が来ることなんか予測してなかったから、単に「怪獣ブーム」と呼んでたけどね)。
イワクラ ガメラ ガッパ ギララ 特撮大百科 11種セット

 そんな『宇宙大怪獣ギララ』のあらすじは、以下のようなものです。
 時は21世紀…くらいでしょうか?(ハッキリとした設定はない、単にV(-¥-)Vがド忘れしたからかもしれない)人類は宇宙への進出を果たし、月に基地を建設して太陽系内を宇宙船でウロウロできる程度に科学が進歩していました。
 そんなある日消息を絶った宇宙船の捜査に「AABγ号」通称、
“アストロボート _φ(・・ )b”
が地球から飛び立ったわけです。


↓ 日本の「富士宇宙開発局」の誇る最新鋭宇宙船「AABγ号」のフィギュア。劇中のカラーは完全なシルバーだし、イマイチ造型も不細工な出来である。
限定 特撮大百科 原子力アストロボートAABγ ブロマイドカラーVer. メタリックイエロー

 ところがアストロボートは、捜査する宇宙船を見つけられなかっただけでなく、
“謎の発光体 Σ(゜o゜ノ)ノ”
と遭遇し、その発光体から霧のようなモノを吹きかけられてしまうのでした。
 まぁ、ミサイルやレーザーによる攻撃ではないので、アストロボートは何の支障も起きなかったわけですが、そのかわりに乗組員はロケットノズル辺りに、白く輝く繭のようなモノが付着しているのを発見します。

 宇宙で遭遇した謎の物体となれば、当然地球の生物にとって危険なモノである可能性がありますので、その招待を確かめるために研究所に持ち込まれるわけで、そういう展開は一応リアリティがあるわけですが、この繭の正体が
“宇宙大怪獣ギララ”
だったのです。


↓ ギララのフィギュア。実際に登場するのは物語の中盤になってからで、序盤は“正体不明の謎の生物”だった。
宇宙大怪獣 ギララ スペースグレー版(アストロボート付)(完成品) 送料無料キャンペーン中

 ギララの特徴は
“エネルギーを吸収して、際限なく巨大化する Σ(゚ロ゚;)”
というモノでした。手の平にのる程度の大きさの繭から誕生し(劇中、ギララが生まれるシーンはなく、容器が壊れて研究所には人間ほどのトリ型の足跡が残されていただけ)、電気や熱エネルギーを吸収して、だんだん大きくなっていくわけです。

 もちろん“お約束”である自衛隊によるミサイル攻撃もへっちゃらで、吸収できるエネルギーを求めてギララは日本を荒らしまわるのでした。

人類はギララを撃退できるのか?!

=続く=

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↓ 『宇宙大怪獣ギララ』の劇場版予告編。予告編を見ただけではストーリーはイマイチ判らない。まぁ、判らないから本編も見たくなるわけだが…。この動画でわかることはギララの鳴き声と、ギララが“赤い玉”に変身して空を飛ぶことが出来ること。


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大巨獣ガッパ and 宇宙大怪獣ギララ +α 【4】

 ただ、その出版社の社長・船津は家庭を顧みない仕事一辺倒の人間で、ガッパの騒動を通じて子供と家族の大切さを知るという、現代でもありがちな〝家族の絆〟をテーマにしている点が、当時作られた他の怪獣映画に見られないところでしょう。
 そしてもっとも『ガッパ』で印象的なのは、主題歌かもしれません。今聞くと笑ってしまうような典型的な〝和製GSサウンド〟で歌い上げられるテーマソングは、強烈なインパクトを持っています。


↓ ガッパのテーマソング『大巨獣ガッパ』を歌ったのは、日本の男性アイドルの草分け的存在である、美樹克彦氏である。
美樹克彦ヒットパレード/赤いヘルメット

 『ガッパ』のテーマソングは、映画のオープニングとエンディングにそれぞれ1番と2番が流されるわけですが、この曲は当然レコードとしてリリースされているわけで、実は
フルコーラスを聴くだけで、映画のストーリーはだいたいわかってしまう ( ̄▽ ̄;)〟
歌詞になっているわけです。


↓ そんなガッパのオープニングとエンディングシーンを編集した動画。オープニングには主題歌の1番が流れ、エンディングは2番が流れている。この曲の特徴はなんといってもサビで、「ガッっっパあぁぁぁ~」という妙に溜めの入った響きは頭に焼き付いて離れなくなってしまう。物語よりこの主題歌のほうがインパクトが強いかも…ちなみにオープニングにクレジットされる役者を見ると、今ではすっかり大御所と呼ばれるような俳優の名前もチラホラ出ている。藤竜也氏なんかも出ているのだが、この作品の時点では髭を生やしていないので、劇中で探すのにちょっと苦労した。


 さて、そんな『大巨獣ガッパ』の主人公といえば、やはりガッパそのものでしょう。ガッパのモチーフは
〝鳩…_φ(・・ )b〟
だったと言われています。恐竜ベースのゴジラや、亀がモチーフになったガメラに比べると、なんとも温厚な鳥類がデザインの元になっているわけですが、明らかに鳥類系だと思われるのはクチバシくらいで、それほど元になった動物の印象が取り入れられてはいないようです。


↓ ガッパのモチーフは〝鳩〟らしい。とはいえ父ガッパと母ガッパの違いはトサカで(画像真ん中のトサカが立派なのが父ガッパ)、もしかしたらモチーフは〝ニワトリ〟かもしれない。ニワトリ怪獣…なんか弱そうだ。
イワクラ お待たせして、ゴメンなさいフィギュアBOX 大巨獣ガッパ 粘土原型版 親子3体セット ハイパーホビー限定

 とはいえ、鳥が元になったガッパは巨大な翼を持っていますから、空も飛べるし水中にも潜れる上、当然地上を二足歩行で移動できます。
 さらに物語のエンディングで、ガッパが日本から去って行ったのは、子ガッパを奪還出来たからであり、決して人類がガッパを秘密兵器で撃退したわけではありません。
 そういう意味でガッパは、邦画が生み出した怪獣の中で、人類が敵わなかった
〝最強の怪獣 Σ(゚ロ゚;)〟
だったともいえます。


↓ ちなみに当時ガッパのプラモデルも発売されていた。キットの内容はゼンマイで歩くガッパなのだが、頭部だけ父ガッパと母ガッパの2種類があり、それを選択して完成させるというモノだった。頭部は接着してしまわないといけないので、あとで自由に交換ができるコンバーチブルにはなっていない。
ニットー 1983年9月完全限定復刻版 強力ゼンマイ付 大怪獣ガッパ

 ただ日活映画は『大巨獣ガッパ』の続編を作ることもなく、ロマンポルノへと路線変更していったわけで、親子怪獣という設定で、家族客にターゲットを絞り込んだわりには、興行収益は大した事なかったようで、以後日活が劇場向け映画として怪獣モノを製作することはありませんでした。


《宇宙大怪獣ギララ》
 1960年代から70年代、邦画の大手製作会社といえば東宝と東映、大映に日活、そしてもうひとつ
〝松竹映画…_φ(・・ )b〟がありました。


↓ 松竹映画製作した唯一の怪獣映画『宇宙大怪獣ギララ』のDVD
宇宙大怪獣ギララ [DVD]

 松竹といえば、寅さんでお馴染みの『男はつらいよ』シリーズを制作し続けた映画会社ですが、松竹が『男はつらいよ』の第1作目をつくるのは、もうちょっと後の話になります。当時の松竹映画はエンタメ映画よりは、文芸色の濃い作品や、後に〝松竹ヌーベルバーグ〟と呼ばれる、芸術性の高い映画に取り組んでいたようです。

↓ 松竹といえば、このシリーズ。渥美清演じるフーテンの寅さんを主人公にした『男はつらいよ』だが、この当時はまだ1作目も作られていない。
第1作 男はつらいよ HDリマスター版 [DVD]
↓ 大島渚監督作品『青春残酷物語』。エロ映画ではなく、後に〝松竹ヌーベルバーグ〟と評されるような前衛的な映画である。もともと松竹はそんなエンタメ性より芸術色の高い作品を作っていた。
あの頃映画 青春残酷物語 [DVD]

 とはいえ、このネタの冒頭でも言ったように、この頃の映画業界は一般家庭にTVが普及したことによって、劇場まで客が来ない
〝映画館離れ ('A`)〟
による減収に悩まされており、松竹映画もそんなお上品な映画だけではなく、色んなジャンルの作品を作ってみる迷走期でした。
=続く=

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